2010年6月29日火曜日

 私はこのところ自分の研究活動に追われていて、支援金受け取りの礼状や支援者・非支援者・反支援者からいただいたメールやお便りに返事が差し上げられず、失礼しています。今日お電話をいただいた方の支援金は、記録簿をチェックしましたら、6月16日に振り込まれ、6月19日の追記で確認してありました。しかし、払込取扱票にはお名前と金額だけで住所も電話番号もメールアドレスもありませんでしたので、記録簿には「礼状送信不可能」と記載されていました。6月16日以降のメール受信記録もチェックしましたが、1回も届いていませんでした。このWebサイトに書いてあるアドレスで他の方のメールは届いていますので、もし携帯のメールをお使いでしたら以前こちらからの返信が届かない方がおられましたので、携帯の設定に問題があるのかもしれません。一度お調べの上、もう一度お電話下さい。こちらからは、他にご連絡を差し上げる方法はありませんので。

昨日開かれた第1回目の公判前整理手続については、今日の朝日新聞にも報道されていましたので、弁護団がニュースリリースされたのでしょう。私のところにも、市橋君も出席して午前10時に非公開の手続として開かれたとの連絡を昨日の午前中に菅野弁護士からいただいていました。支援者の中には、ニュースを見て市橋君が病舎に収容されているということでショックを受けられた方もおられるようですが、前回私が支援金をお届けした5月7日の追記で、市橋君は自殺の恐れがある病人扱いで、未決囚の独房で私物の持ち込みは許されていない、ということをお知らせしました。既決囚でしたら刑務作業の時に人と顔を合わせる機会もあるのでしょうが、未決囚の独房に長期間収容されていると、一日2回(午前30分、午後15分)運動の時間があるといっても、孤独感からくるストレスは大変なものだろうと想像されます。そういう状況を改善してほしいという訴えを、裁判官がどう判断するかということではないでしょうか。

 今日の朝日新聞には、その他にも2つ私の注意を惹いた記事がありました。1つ目は、東京都福生市で面識のない男性を刃物で殺害したとして起訴され、立川拘置所の単独室に拘留されていた被告の男が、持っていたジャージーのズボンを窓の鉄格子にくくりつけて首をつって自殺した、という記事です。同拘置所の「同種事故の発生防止につとめたい」という談話も載っていました。市橋君の場合も、千葉に移される前にかなりの日数を死を覚悟して絶食していましたので、現在は状況が変わったということを裁判官が認めてくれるかどうか。
 2つ目は、秋葉原殺傷事件の公判に被告の友人(小学6年から高校までの同級生)が出廷して、被告の人格について全く異常はなかったと証言したという記事です。市橋君の場合も、いずれ公判が開かれる時には、彼のことをよく知っている人たちの証言が必要となるのかなと思いました。そういう意味では、市橋君のことをよく知っている人に関する情報を提供していただければ、私から弁護団にお伝えしておくことはできる筈です。

 今週の金曜7月2日の午後には、皆さまから寄せられた支援金を菅野弁護士にお届けしてくる予定ですので、支援者でこの機会に弁護団にお訊きしたいことがありましたら至急メールでお知らせ下さい。