2010年7月3日土曜日

 6月29日に1名(4回目)と6月30日に1名(2回目)の振り込まれた分の払込取扱票が今日届きました。「市橋さんが精神的に疲れておられると以前先生がおっしゃっていたので心配しています。これからキツク長い道のりです。真摯に反省し、人として強くなって頂きたいです」というメッセージと、「受領の通知書は不要です。ウェブサイトは毎日拝見しています」というメッセージをいただきました。ありがとうございました。昨日報告しましたように、支援金現在高は377,265円、延べ137名からの支援金合計額は1,873,565円になりましたが、すでに全額を引き出して菅野弁護士にお届けしましたので、口座に残っている支援金現在高は0円に戻りました。

 市橋君は狭い独居房(3~4.5畳?)の中で、私物も厳しく制限され、会話をする相手もなく、洗面用具のような日常生活品を要請しても届くのに時間がかかったり(看守が人手不足で忙しいため?)、きわめて不自由な生活を強いられているようです。未決囚ですから推定無罪の扱いの筈ですが、すでに7ケ月もこういう状態で拘束されているために、相当なストレスになってきているのでしょう。それが拘置所の生活と言ってしまえばそれまでですが・・・。拘置所の誰かの判断で、自殺の恐れがある病人という最初のしばりが解除されればよいのですが、万が一の場合の責任を考えてそう簡単ではないのかもしれません。
 そういう変化のない生活から少しでも抜け出すという意味もあって、公判前整理手続への出席を望んだようです。ただし、当初身柄を拘束されて移送された時のように取材のメディアに取り囲まれてもみくちゃにされる状況は避けたいという希望で、拘置所から裁判所へは車で移動し、入口に車が横付けされるという配慮がされたということのようです。そのために、15~16人くらい集まって待ち構えていた取材陣には捕まらなかったようです。

 弁護団は市橋君に週に1~2回接見するのに加えて、2~3週間に1度の間隔で全員が集まって弁護団会議を開いて、弁護方針の相談をしているそうです。検察側とのやりとりが本格化するこれからが正念場でしょう。次回の公判前整理手続は7月12日に予定されているようです。