2011年3月4日金曜日

3月2日に振り込まれた2名の方(初回、5回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は83,000円、延べ251人からの合計額は2,883,565円になりました。ありがとうございました。5回目の方からは手書きのメッセージがありました。

「市橋達也さんの公正な裁判が行われるよう、毎日祈っております。「祈り」の力は絶大です。支援者皆様の「想い」は、必ず届くと信じております。本山先生、お身体ご自愛下さいませ。」

3月1日に振り込まれた方からはメールでメッセージが届きました。

「支援を始めてから、本山先生の熱意を感じ、支援者の優しさに触れる事ができました。市橋達也さんが裁かれる裁判や生活する刑務所について知りたい思いで、裁判傍聴や刑務所の施設見学をしています。被告人が犯罪を犯すまでに至ってしまった心の闇、被害者やご遺族の悲痛な思いを直接感じ複雑な心境になりました。又、被告人を支援する事に対しても、軽い気持ちでは無く、責任を感じました。刑務所は犯罪者に罰を与え苦しめるところなのか?と言うイメージがありましたが、自由は奪われますが作業の様子や更生に向けての取組、受刑者の生活を知り少し安心しました。
市橋達也さんの体力・精神的な強さに圧倒される反面、切なさを感じたり・・・犯罪者ですが、人として惹かれる部分も有ります。事件と向き合ってから、色々と学び、新しい出会いや思いやりを感じ、プラスになりました。市橋達也さんは決して憎まれるだけでなく、人の力や支えになる事も出来ると思います。
今、出来る事に最善を尽くし、深く反省し罪を償い続けて欲しいです。自分を大切にして、市橋達也さんらしく生きて下さい。ずっと見守ります。」

小田急線経堂駅から通称農大通りを歩いて東京農大の世田谷キャンパスに向かうと、途中にわずかですが日本式の大きな屋敷や樹木が残っています。その中の一つに、「保存木」の木札が付いた大きなアカマツが威風堂々と空を突くように立っている屋敷があり、私はいつも側を通る度に何と見事なアカマツだろうと思って見上げていました。それが、この数日であっという間に切り倒され、家屋も解体されてしまいました。このくらいの大きさの松の樹齢が100年なのか200年なのかあるいはそれ以上なのか私にはわかりませんが、せっかく東京の真ん中で今まで生き延びてきたのに、惜しいなあという気がしました。

伐倒されて細切れにされたアカマツの巨木