2011年3月10日木曜日

このところ忙しくてブログの更新ができませんでした。3月8日は房総半島の館山の近くの海岸の砂防林で行われた松くい虫の被害木の伐倒・集積作業を視察に出かけました。2年前にヘリコプターによる薬剤散布を中止して以来、被害木が急速に増えて、このままでは海岸の砂防林がやがて消滅してしまうのではと心配になりました。これらの被害木はマツノザイセンチュウに寄生されたマツノマダラカミキリが羽化・脱出して次世代の発生源にならないように、チップ化されるのだそうです。フラワーラインと呼ばれる海岸沿いの道路には菜の花やストックの花畑があり、春一杯でした。

9日は昼頃羽田を発って札幌に入りましたが、今朝は大雪が降って札幌市内は真っ白でした。午後からは北海道無人ヘリコプター安全推進協議会の事業検討会で、「ヘリコプターで散布された薬剤の環境中での濃度と生態影響・健康影響」という演題の講演をしました。無人ヘリコプターのオペレーターの資格を持っている若い農家が中心で約170人の参加者が耳を傾けてくれ、自分たちのやっている仕事に自信が持て元気がでてきたと感想を言ってくれました。
明日は朝新千歳空港を発って東京に戻り、午後からは東京農業大学での研究会に出席します。その後も予定がびっしりで、しばらくは息をつく間もなさそうです。メールをいただいた方に返信ができずに、失礼しています。


支援者の一人から、公判前整理手続きについて毎日新聞のサイトに以下の記事が載っていると情報が届きました。今発売中の婦人公論という雑誌に市橋君関係の記事が載っているという情報も届きました。

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20110309ddlk12040166000c.html