2011年5月22日日曜日

市橋君の卒業論文とデザイン作品の載っている小冊子を返却してきた支援者からの封筒に、次のようなお手紙が同封されていました。
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市橋君の卒業論文と小冊子見せていただきありがとうございました。国立の千葉大学に進学されていたことや論文や絵の様子から少しですが市橋君の才能やセンスの良さが、かいまみれたと思います。ご両親が市橋家の長男?として立派に育てられたはずだったのですが・・・。
市橋君の手記も読みました。その中で市橋君が、感謝の意味がわからないとあったのですが、論文に協力してくださった大学の先生方に謝意の辞を述べているのになあと、ふっと気になりました。
でも自分でも思い返すと感謝ということをついつい忘れがちだなと反省しました。自分一人では生きてゆけないんだと、たくさんの人と繋がっていきているんだと・・・。
市橋君は、たぶんもう気づいていますよね。
本山先生、お忙しい中お読みくださりありがとうございます。つたない文章で申し訳ありません。
市橋君の刑が軽く済みますように。市橋君がいつかご両親と会えますように。本山先生や支援者の方々が守られますように。被害者・加害者側のご家族の人権がともに守られますように。リンゼイさんの霊が安らかに天国へいけますように。
いつもお祈りしています。
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私は明日の朝は6時の電車で出発して秋田県立大学に向かいます。研究の打ち合わせ、講演、日本海沿岸の松林の松くい虫による被害状況の視察などをして、明後日の夜には帰ってきます。