2011年6月28日火曜日

読売新聞柏支局の記者は午後2時に来られ、テープレコーダーを回しながら4時頃まで取材していきました。まだ入社して2年という若い記者でしたので、事件全体についても把握しようとされているようでした。

支援者から以下のメールが届きました。裁判員が決定したとの情報をありがとうございました。支援金を振り込んで下さっている方の中にも、いろいろな考えの方がおられます。市橋君に適正な裁判を受けさせたいということと、罪を償った上で更生のチャンスを与えたいという点ではほとんどの方が一致しているのではと思います。
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市橋君の初公判まであと6日に迫りました。そして今日裁判員の選任手続きが千葉地裁で行われました。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110628/trl11062808040000-n1.htm

ここの記事にもありますが、有名な事件だとやはり先入観で見てしまうのでしょうね・・・。
私は適正な裁判を望んでいますが、どうなることやら。裁判員裁判が実施されてから性犯罪は重くなる傾向になるとありますが
市橋君の場合弁護側の主張が全部認められても懲役20~30年だと以前の本山先生のメールにありました。
検察側の強姦致死罪なのか、弁護側の傷害致死罪になるのか、そして殺意のあるなしはどう判断されるのかで決まってしまうのですね。
私が書くのもなんなのですが、死刑だけは回避してほしい! 更生の機会を与えてあげたい!

いろんな刑事事件の判決をテレビや新聞などでみると、とても他人事ではないです。被告人たちはどこで道を間違ったのだろうと。
引き返す方法はいくつもあったはずなのに・・・。

横浜地裁で裁判員裁判初の死刑判決になった被告人は、弁護人のだした控訴を取り下げ死刑が確定しました。2人を残虐な方法で
殺害したのですが、彼には奥さんがいました。正当な方法でお金を稼ぐのではなく、覚せい剤の密売の利権がほしくて見ず知らずの
人達を殺害しました・・・。今頃は東京拘置所にいるはずです。控訴を取り下げたのは彼にも良心があったのでしょう。
市橋君より1歳上のせいか、なぜか気になります。

市橋君がどのような判決が下るかわかりませんが、どんなに辛い事でも受け入れようと思います。
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こんにちは。
そして69歳のお誕生日おめでとうございました☆
遅ればせながらお祝いを言わせて下さい。
お元気そうなご様子…何よりです。

さて昨日16回目の振込みをさせていただきました。
またご確認よろしくお願いいたします。

もうすぐ7月です。市橋さんの公判が近づいてきました。
先日の弁護団の先生方との打ち合わせの中でのお話を読ませて頂き私自身ショックで涙が出ました。リンゼイさんの無念さも大変伝わってきました。。。
ですが…市橋さんの更正と社会復帰への願いは変わらず今回も振込みを続けています。
何故なのか…。

以前あるジャーナリストの方が話されていたのですが、市橋さんは逃亡中、もっと悪事を重ねることが出来たのに大変キツイ労働で賃金を得ておられました。
夏の苛酷な暑さ、冬の極寒の中での外での作業をつづけ収入を得ておられました。
何度だって悪事に手を染める人はたくさんいるのに市橋さんは地道に働いておられました。
だからこそ彼はやり直せるんじゃないか!?
私も同感です!

そんな市橋さんだから、ちゃんと自ら犯した罪は自らが償いその中でいろんな支援される方々の想いを受け入れ市橋さんなりに学習し、人として更正できる…。
私はそう信じたいです。

いろんな方々がおられ、その数だけ考え方があると思いますので私は私の意見を押し付ける気持ちはありませんが、私は私の信じる道を歩んで生きたいと思います。
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このブログは、支援者と私、支援者どおしのコミュニケーションの場ですから、匿名の反支援者や非支援者が市橋君は死刑が相当とか無期が相当というようなメールを送られてきても、ここに紹介することはありません。そもそも、私は顔を出して活動しているのに、匿名というのは失礼な話です。またいくらストーカー行為の電話や通販に架空の名前で買い物をして被害を与えても、私が影響を受けることは全くありませんし、信念を曲げることもありません。

BS-TBSニュース21の担当者から、先日紹介した九十九里浜白子海岸の松林の調査の記事が目に留まったらしく、今回の東北のつなみの被害にも関連して番組企画の相談に来たいとのメールが届きました。普段忘れがちな松林の防災機能ということもありますので、喜んで私たちの持っているデータを提供し、協力したいと思います。

支援者から今届いた以下のメッセージを追加しておきます。
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市橋達也さんに性犯罪の被害者の苦しみを理解し心が動いて欲しいと思い、
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以前、私は性犯罪の被害にあいました。とても怖い思いをしましたが、夜道を派手な格好で歩いてた自分がいけなかったんだ。友達に話しても自業自得と思われるのではないかと思い、誰にも話せませんでした。あれから10年以上経った今でも、背後から男性が近づくと怖くなり歩けなくなったり、突然襲ってくる不安感や恐怖心に悩まされましたが、自分が我慢するしかないと思ってました。
市橋達也さんの支援を始めてから、リンゼイさんの苦しみや彼の気持ちを少しでも理解したい思いで、様々な本を読みました。そこで初めて気付いた事…私は悪くなかったんだ。悪いのは性犯罪を犯した犯人なんだ、と知った時、涙が溢れました。
又、犯罪者の中には「女性は強姦をされたいと思ってる」と答える人もいて、犯罪者と被害者の考え方の違いにショックを受けました。性犯罪の被害者は、自分を責め、誰にも打ち明けられず、一生続くトラウマやフラッシュバック、PTSDに苦しみ、体も心も傷が残ります。
リンゼイさんは、恥ずかしさや痛みに耐え、屈辱を感じ、どんなに傷つき辛く苦しみ亡くなってしまったのか…市橋達也さんに被害者の本当の苦しみを知って欲しいと思います。
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本日は、市橋達也さんの公判の裁判員選任手続きが行われ、記事が載ってました。
裁判員は、マスコミの報道からの先入観に影響されずに判断して頂きたいと思います。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110628/trl11062808040000-n1.htm
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