2011年6月30日木曜日

世間の注目をあつめた千葉大学女子学生殺害事件の判決が今日言い渡されて、死刑だったとのこと。私には法律的な知識はありませんので、どの程度の罪がどの程度の罰に値するかの判断はできませんが、7月11日に予定されている市橋君の裁判での私の証言では、減刑を嘆願するつもりは全くありません。市橋君は、千葉大学の元学生ですが、犯した罪に相当する罰を受けて罪の償いをするのは当然だと思っているからです。市橋達也君の適正な裁判を支援する会が目指しているのは、社会からの袋叩き(リンチ)ではなく、市橋君に事実だけに基づいた適正な裁判を受けさせるということです。

東京農大の帰りに、半分居眠りをしていたら代々木上原の駅で地下鉄千代田線に乗り換える時に、小田急線の電車の網棚に大事な論文や実験ノートやUSBの入ったバックパックを置き忘れてしまいました。すぐ駅の忘れ物窓口に行って、終点の新宿駅や折り返し運転している電車の中を約1時間探してもらったのですが、見つかりませんでした。あきらめて帰宅したら、小田急線の秦野駅から私のバックパック(中に名刺が入れてあった)を見つけて保管してあるとの電話連絡がありました。明日の朝、農大への行きがけに秦野駅に寄って受け取ってこようと思っています。代々木上原の駅員は大変親切でしたし、日本という国は物を置き忘れてもなくならないいい国だなと思いました。

明日は午後から東京農大の研究室で、市橋君の事件についてフジテレビの取材を受けることになりました。イギリスのBBC放送からも電話取材がある筈です。