2011年8月5日金曜日

8月3日に振り込まれた2名の方(お二人とも2回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は102,000円、延べ371人からの合計額は3,619,428円になりました。ありがとうございました。お二人からは先にメールでのメッセージが届いていましたので、すでにブログで紹介しました。

昨日、菅野弁護士に支援金の使途についてメールを差し上げ、ついでに控訴審の今後の日程見通しについて質問しましたら、、今日以下のような返事をいただきましたので、支援者の皆様にお知らせ致します。
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弁護団が「支援する会」より預かった支援金を控訴審の弁護士費用と実費及び一審のみの弁護人への謝礼に使わせて頂くことを了解頂き、ありがとうございます。感謝しております。
さて、控訴審の裁判のスケジュールについてお知らせしておきます。8月2日(火)控訴致しました。
大旨の流れは、次のとおりです。

①千葉地方裁判所は、訴訟記録(証人尋問調書、判決等)を整理して、全記録を東京高等裁判所へ送付(実際は持参する)します。
②記録の送付を受けた東京高等裁判所は、担当部を決めます。
③担当部が弁護人に訴訟記録の送付があったことを通知し、控訴趣意書の提出期限を指定します。
④弁護人は、控訴理由を記載した控訴趣意書と証拠請求(あれば)を行います。(刑訴法376条、規則237条以下)  検事は答弁書を提出します。
⑤公判期日の指定 → 公判

(注)控訴審は刑訴法上、一審判決の違法・不当を判断する事後審です。一から審理をやり直してくれるものではありません。
①についてどのくらいかかるか分かりませんが、8月中旬~8月下旬となると考えます。
②8月下旬か9月初旬に記録が高裁にいくと、そこから2ヵ月くらいの内に控訴趣意書を出せと言われます。10月下旬までに出せといわれるのではないでしょうか。
③年内に公判が開かれるか、2012年1月かくらいのところです。
弁護人は、控訴趣意書、証拠請求をした上で、東京高等裁判所の担当裁判官に面会を申し入れ、そこで弁護人の控訴についての考えを伝え、新たな証拠調べがあれば、その必要性を説明し、審理に反映してもらうことを要望します。
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8月2日に接見して感じた市橋君の様子について昨日もブログに報告しましたら、何人かの支援者から心配しているメールをいただきました。大学を卒業してから6年以上経っていますし、いろいろな経験をしてきたので昔の市橋君と違っていても不思議はないかもしれませんが、言葉も自らは話せないくらい衰弱している感じがしましたので、来週時間を見つけてもう一度接見に行ってこようと思っています。何年振りかで、弁護団以外で心を許せる人間(私)に会ったので、単に言葉がでなかっただけならいいのですが。