2011年9月1日木曜日

昨日のブログで報告したことについて、支援者のお一人から以下のお便りが届きました。ありがとうございました。確かに、市橋君の支援をすることを通して私たち自身が考えさせられ、成長させてもらっている面があると思います。
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本山先生
暑い日が続いております。お変わりなくご活躍のご様子、いつもブログで拝見し、怠惰な自分の生活を戒めております。

先生が面会に行かれるようになってから、市橋さんの様子がずいぶん明るくなって来たようで、本当にうれしく思っております。当初、「鬱状態?もしかすると、軽度の鬱病?」などと心配しておりましたので、明るくなったことが良いのか、むしろ要注意なか・・・と、思っておりました。8月31日のブログで「杞憂だったな」と思い、改めて、信頼できる人(本山先生や弁護団の先生方)との関わりの大切さを感じております。

「更生」と言いますが、周囲がどんな支援をすれば更生につながるのか、私は、今まで考えたことがあまりなかったように思います。例えば差し入れにしても、「日常生活が不便だろうから」とか、「気分が落ち込んでいるだろうから」とか、そこに意味があるのかと思っていました。もちろんそういう意味もあると思うのですが、そういったことを通じた「人との関わり」「社会とのつながり」が、更生には必要なのではないかと思っています。未決で、まだ刑には服していなくても、更生につなげていくことはできるのだなと思いました。おそらく、市橋さんの件がなければ、一生考えることもなかったと思います。「支援者が上、被支援者が下」という位置づけではなく、一緒に学び、成長していける関係なのだと思っています。

先生、懐かしい方々との再会、楽しみですね。お気をつけて。残暑厳しい日々が続きます。本山先生・弁護団の先生方、市橋さん、支援者のみなさま、くれぐれもお身体ご自愛下さいませ。

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昨日、私が代理で本を差し入れした支援者からは以下のお便りが届きました。ありがとうございました。新聞については、本人が希望すれば売店で買えると私も以前弁護団からお聞きしましたが、市橋君がそれを知らないのか、知っていても今まで新聞を読む気持ちにならなかったのかはわかりません。次回接見に行くときに訊いてみます。お金は、最近差し入れされた方もいますし、以前毎週差し入れされていた方もいますので(今も続けておられるかどうかはわかりませんが)、市橋君の手元には、刑務所内の売店で買い物をするのには全く不自由しない程度のかなりの金額が届いている筈です。
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本の差し入れお手数をお掛け致しました。有難うございました。本は、一人一人読み方もとらえ方も違うと思います。市橋さんが自分には不向きだと判断されたら読まずに宅下げしてもらいたいです。

先生の昨日のブログを拝見させて頂いてラジオでは、不憫(不便?)な点があるようでしたので、電話で確認したところ、売店で毎日、新聞を購入出来る・・・との事でしたので、明日市橋さん宛に現金書留を送りたいと思います。新聞代に充てて頂くか必要な時に使って頂ければ・・と短いメッセージを付けました。

アメリカのご友人との久しぶりの再会楽しみですね。くれぐれもお気を付けて行かれて下さい。先生も活動を始められてから色々と精神的な事などご苦労が絶えない毎日だったと思います。ユックリとご友人との親交を深めいい旅になりますよう遠くより願っています。
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一昨日のブログで書いたことについては、定期的に支援をして下さっている方から次のお便りをいただきました。ありがとうございました。
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夏の終わりは何故だか淋しい気持ちになります。

ブログ拝見しました。先生が書かれていた「戸外に出て、風の匂いをかぎながら、鳥や人々の声を聞きながら、こういう景色を眺められるのは幸せなことだと思います。市橋君にそういう自由が再び与えられるのは何年後になるのでしょう。」
このお言葉で市橋さんにはこの先何年間も、自由がないことを私は再認識し、過去は変えられないとわかっていますが本当に残念でたまらなくなりました。市橋さんご自身が1番そう感じておられることと思いますが。

だからこそ私は少しでも市橋さんが前向きに明るく暮らして頂けるようずっと励まし続けようと思います。匂いは届けられなくても季節の写真を、鳥の鳴き声・人々の声の代わりにお便りをずっとお届けできたら・・・と思います。独りではないって、市橋さんにわかって頂けるように頑張ります。

他の支援者の方々も一生懸命考え、差し入れされたりお手紙を書かれたりしておられます。その温かい想いが市橋さん伝わりますように。。。元気でお過ごし下さいますように祈ります。
本山先生、私の住む〇〇県も秋の味覚、栗が今年はとても良く育っているそうです。是非とも機会があれば先生にも召し上がって頂ければいいなぁと思っています。9月からのバカンス、楽しく素敵な日々でありますように。どうかお気をつけて。
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8月19日のブログで、私の友人のエベレット・ノーランド君がアメリカのMDA(筋ジストロフィー協会)のための募金活動をしていると紹介しましたら、お一人の支援者が趣旨に賛同して私宛にUSドルを送ってこられましたので、私が代わりに送金しました。反支援者からの嫌がらせがないように、仮名で送金しましたら、MDA本部からすぐ本人宛に直接メールで英語の礼状が届き、サイトの最近の寄付者のリストにもお名前(仮名)が追加されました。ありがとうございました。
なお、ある人からエベレット・ノーランド弁護士からの手紙の中に、「刑務所に入るので助けてほしい・・」の表現があったが何故刑務所に入らなければならないのか、というお問い合わせがありました。実際に入るわけではなく、募金の協力を依頼するための単なるジョークの表現だと思います。