2011年9月10日土曜日

9月8日に振り込まれた方(初回)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は73,500円、延べ397人からの合計額は3,850,928円になりました。ありがとうございました。手書きのメッセージもいただきました。
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初めまして、〇〇〇〇と申します。市橋君はこれからも後悔をしながら、時々おそってくる言い様の無い淋しさや絶望感に耐えなければならないのですね。気休めに聞こえるかも知れませんが、誰も側に居る事は叶い(かない)ませんが、どんな瞬間にも誰かが市橋君の事を考えている・・・、という事だけはお伝え下さい。
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その通りですね。わかりました、次回接見に行く時に市橋君に伝えます。

自らを市橋ギャルと言われる方のお便りを紹介したことについて、いろいろなコメントが寄せられています。支援者のお一人からも以下のコメントが届きました。私たちは、国籍や人種や特定のグループ名で先入観を持って判断してはいけないということを改めて認識させられました。
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以前の私からのメールで、寝覚めの床のご返信をする前に、早速、回答を送って下さった方がいらして、ネットワークの凄さを感じました。
少し忙しく、ブログも数日ぶりに拝見しました。市橋さんの様子の変化や市橋ギャルと名乗る方々のメールも拝見しました。市橋さんの思い詰めた心境もご本人の身になれば、時には仕方がないことかもしれませんが、私たちはいつも同じ態度で同じような気持ちで、市橋さんを、受け入れていかなくてはいけないなぁ、と感じました。市橋ギャルと名乗られた方は、ご自分のことをへりくだった言い方をされていましたが、純粋に市橋さんの心配をされているのがよく伝わりました。
私のように先生の活動に心打たれたり本を読んで市橋さんに興味をもったりと言う、少し不謹慎なきっかけながら、気持ちは同じだと感じました。
先生、アメリカでの楽しい旅はもう間近ですね。気をつけてお出かけ下さい。
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非支援者から次の本を郵送で差し入れてもよいかという問い合わせがありました。大変良い本のような気がしますが、私が口をはさむことではありませんので、ご自分でご判断下さい。
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支援金を送っていない人間が書籍を差し入れるのは市橋達也さんの自暴自棄の原因になりますでしょうか。夏川草介さんの「神様のカルテ」を用意しているのですが。送るのはいけませんか。夏川草介さんは現役の若手医師です。そして作家です。命の尊さを描かれた作品です。以前から人気の本だけど、先月から嵐の櫻井翔さん主演で映画が公開されてるから、ますます書籍も売れてるそうです。私は一年前に読みました。送ってもいいですか。
ちょうど昨日本屋に行きましたので市橋達也さんの分を買って来ました。まさか私の読んだお古を差し上げるわけにはいかないと思いました。
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この他にも支援者、非支援者からたくさんのお便りが届いていますが、全部を紹介できません。また、本当はお一人お一人に丁寧に返事を差し上げたいのですが、時間に追われていてできません。失礼をお許し下さい。

今日は夕方5時から埼玉県の浦和で高校卒業50周年記念の同期会があり、私も出席しました。当時の浦和高校は1クラス約50人で8クラスありましたので、1学年では約400人の生徒数だった筈です。男子校ですから全員男子でした。その中、今日は116名の出席があり、物故者も26名いるという報告がありました。50年ぶりに再会した友人もたくさんいました。医師になったものも多数、裁判官・弁護士・検事になったものも多数、会社の社長・会長、国会議員、大学教授、テレビのアナウンサー、小説家(森角幹生著「風香る 大石内蔵助異聞」幻冬舎ルネッサンス)、中央官庁の官僚、地方公務員、高校教師、など実に多様でした。一緒にクラブ活動をしていた友人の一人は、大学で化学を専攻して卒業後は製薬会社に3年間勤務し、その後東京の神田駅前で居酒屋をやっていたお父さんが亡くなったので後を継いで30年間居酒屋をやったというユニークな経歴の持ち主でした。その後は児童養護施設に勤務しているとのことでしたので、今度時間ができたら一度職場を訪ねてみようと思っています。両親が亡くなったり、離婚して預けられたり、中国からの帰国子女で親が日本に馴染めずに帰国して引き取られた子供など、愛情に飢えている子供たちがたくさんいるとのことでした。
児童養護施設は18才までしか世話をしないそうですが、今の日本の社会には愛情に飢えている若者がたくさんいるのでしょう。私に夜中に何回もワン切りの電話をかけてきたり、無意味なメールを繰り返し送信してきたり、無意味ではない精緻な考察のメールを匿名で送信してきたり、通販に私の電話番号で物を注文して架空の住所に届けさせるような嫌がらせ行為を繰り返ししている人たちも、本当は誰かに注目してほしい、言葉をかけてほしい、愛情に飢えている若者(あるいは家族がいなくて寂しい生活をしている中年?)なのかもしれません。
午後8時には全員で肩を組んで、元応援団のリードで校歌を歌って閉会にしましたが、69才の正にOld Boys (古き少年達) の楽しい集いでした。

明日は午前中にスーツケースに衣類その他の荷物を詰めて(実際にはすでに妻がほとんどやってくれましたので、後は私が向こうに滞在中に論文を書く仕事ができるようにノートパソコンや資料を追加するだけ)、車を運転して成田空港に少し早めに行って(偶然10年前のニューヨークでの9.11テロと同じ日になりましたのでアメリカ行きの飛行機の荷物検査はいつもより厳しいかもしれませんので)、出発です。車は空港の駐車場に置いて行きます。