2011年9月18日日曜日

朝は雄鶏の鳴き声Rooster's Crow で目が覚めました。朝6時半頃、同じ敷地内にあるLarry 君の次男Jason の家に行き、彼のピックアップトラックでボートを引いて片道30分くらいのBlalock ブレイロック湖(Lake Blalock )にフィッシングに行きました。ボートから水の中に手を入れてみると水温が高く、バス(ブラックバス)の活動は全く見られず、水面近くを動かす疑似餌(トップウオータールア)も水底を動かす重り付きのプラスチックウオーム(プラスチック製ミミズ)も何回も投げてみましたが、3人とも釣果(ちょうか)はゼロでした。それでも、早朝に湖にボートを浮かべて周りの景色や水面を眺めながらのフィッシングは最高の気分でした。

昼頃Larry 君に別れを告げて、ノースカロライナ州の商業の中心都市シャーロットCharllotte市に向かいました。途中、田舎のレストラン(マクドナルドハンバーガーやケンタッキーフライドチキンのようないわゆるファーストフードの店はどこへ行っても変わり映えがしないので避けて)に寄って朝食を食べて、1970年からの空手の弟子/友人のWayne Brown 君の住んでいるシャーロット市郊外の小さな町のマシューズMathews 市に着いたのはちょうど昼過ぎでした。シャーロット市に住んでる1969年以来の空手の弟子/友人のDon Proffer 君も来てくれて、Wayne 君の家(Loft Condo と呼ばれるタイプで1階は商業用になっている2階立て)で、昔の写真をみせてもらったりして話に花を咲かせました。全員で近くのメキシコ料理のレストランに行って昼食兼夕食を食べました。

Wayne 君はOriginal Pancake House という全米で160店以上あるフランチャイスレストランの3つのレストランの総マネージャーGeneral Manager兼地域マネージャーDistrict Manager をしています。パンケーキ(ホットケーキ)やオムレツなどの朝食しか出さない(午後まで開店はしている)のですが、160席の店で一日当たり少ない時でも400~600人、多い時は1000~1200人のお客さんがあるそうですから、よっぽど手際よく準備、料理、配膳などをしないと不可能でしょう。1つの店で料理人だけでも7人もいるそうです。

Wayne 君の家はLarry 君の家とは正反対で、ドアを開けると1m四方くらいの板張り部分が玄関になっていて日本式に靴を脱がせ、家の中は絨毯(じゅうたん)を敷いて裸足です。ヘルマン・ヘッセの本がたくさんあり、今はTai-chi 太極拳の修行をしていて、仏像があったり、家の中のデコレーション一つ一つが芸術的に配置されていました。昔(大学1年生の時)からよく知っていますが、常に前向きPositive の姿勢で、政治的なことには全く無関心ですが、自分自身の武道や精神の修行には熱心でした。
彼の家でも、自分のベッドを同行した友人に、ゲスト用のベッドを私に提供して、自分はリビングルームのソファで寝てもてなしてくれました。

私が10年間のアメリカ生活中に空手の指導した2000人を越すアメリカ人の中で、トップ10に入る弟子の一人ですが、今は息子と娘の4人の子供(孫)のおじいさんGrandpa です。