2011年10月16日日曜日

少し時間の余裕ができたのでメールボックスの整理をしていましたら、アメリカに出かける直前の9月初めに多くの方からメールをいただいて、向こうに行ってから返事を差し上げようと思ってそのままになっていることに気が付きました。失礼をお許し下さい。

ある支援者からは東野圭吾の「手紙」の書評が送ってきていました。http://blog.goo.ne.jp/fzb03611/e/914a39c72f5941002dd0971417b488c7私は最近は小説はほとんど読みませんので(決して自慢しているわけではありません。むしろ逆です。)、市橋君に差し入れされてもどういう内容の本か知りませんでした。市橋君が罪を償う上で、非常に考えさせられるよい本だなという印象を受けました。

障害児をお持ちのお母さんからは9月7日に次のお便りをいただき、私の方こそ励まされました。お子さんにとっては、お母さんだけが生きていく上で頼れる唯一の存在でしょうから、苦しいでしょうが、大きな心で見守ってあげていただければと思います。障害児をお持ちのご家族がお互いに交流し、励まし合い、助け合える組織があるのかどうか私にはわかりませんが、お一人で悩みを抱えずに、皆で手を取り合って支えていかれる社会であればいいなあと思いました。
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はじめまして。〇〇と申します。ブログを拝見させていただきました。市橋さんの支援者というわけではありません。すみません。

知的障害のある息子を一人で育てています。現在6歳で、診断が下ったのは2歳半でした。乳児の時から何かおかしい・・・と感じていました。目は宙を泳いでいて、なかなか目が合いませんでした。
嫌な胸騒ぎがしましたが、何度も打ち消し、それでもかわいいと思い育ててきました。歩くと同時に大変になりました。起きている間は何でも壊すし、破くし、傷つけるしで目が離せませんでした。疲弊しているところに診断が下り、非常にショックを受けました。
 現在は・・・発語はあるものの、問いかけにはあまり答えられず、意味のないパターン化した会話が延々と続きます。以前よりはよくなったものの、しつこい唾吐きや物投げなどに悩まされています。
 「バカ!」 そんな言葉をしばしば投げつけたことも。時には障害のあるわが子に憎悪すら感じることもしばしば。

犯罪者の支援と障害児の養育では状況が違いますが、先生の元学生を息子のように思い、庇い、幸せを願う気持ちに心打たれました。市橋さんや支援者の方々以外にブログに心動かされた人間がいます、ということをお知らせしたくメールしました。読んでくださってありがとうございます。
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差し入れが検閲でOKになるかならないかについては、あらかじめ千葉刑務所に電話で指示を仰いでその通りのものを送ったにもかかわらず駄目と言われたという不満をお持ちの方がおられるようで、千葉刑務所の基準が明確でないという指摘が複数届きました。一方で、市橋君にではありませんが、クリスマスカードのようなものを送って、ちゃんと絵葉書で返事が届いたと知らせて下さった方もいます。
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---千葉刑務所から手紙が二通来ました。「手紙」に同封したハンドタオルの分と「秘密」に同封した文房具の分と二通です。平日の朝から夕方までに直接取り来るのか、着払いの宅配で受け取るのか、始末してもらうかです。返答しないで、取りに行かない場合は6ヶ月経過したら、千葉刑務所で処分しますと書いてました。仕方ないから処分にチェックして、千葉刑務所に手紙を送り返しました。
律儀に返信用の切手も同封してくれてあるのですが、指示通りのものを送っても受け取らないなら、最初から売店のものしかダメと言えばいいし、切手も税金から出てるのだから、大変な無駄遣いです。何より千葉刑務所にとってむだな仕事が増えるだけです。
特に売店のものを買わせようという意図は感じないです。「遠方の方なら郵送で構いません。」と向こうから言うのですから。でも言われたようなものを送っても、どうして検閲に通らなかったかは教えてくれないです。本人にそぐわないとか規格にそぐわないを繰り返します。本人にそぐわない、規格にそぐわないって言われても、こっちは最初から市橋達也という未決の方に送るとまで話してるのだから、それなら最初からハンドタオルも文房具もダメと言ってくれたらいいわけです。最終的に「本が一番いいですよ。雑誌でも小説でも大丈夫です」と言われたので、それならそう最初に言えばいいわけです。

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〇〇宛に千葉刑務所から手紙が来ていたので(差出名には、会計課としか書いてないのです)、〇〇に連絡して許可をもらって開封したら、〇〇が送った本が二冊、検閲にパスしなかったようで、またしても①着払い受け取り②千葉で引き取り③処分。
〇〇は処分で構わないそうです。(千葉まで行けるわけないし、着払いでもお金もかかるからと言ってます)

狭い場所でも体を動かせるように選んだらしく、千葉刑務所の言うようにDVD付きのものじゃないのを選んだのに却下されるのは、全く理由がわからないと〇〇は電話で話してました。〇〇は送り状伝票の控えを捨てたので正確には分からないですが、先月末に送ったと話してます。マザーテレサより少し前らしいのです。以下の二冊の何が、駄目なのでしょうか。
「五つのコツで もっと伸びるカラダが変わる ストレッチメソッド」(谷本道哉、石井直方)
「パーフェクトストレッチ」(五十嵐悠哉)
検閲の基準を明記したパンフレットとかないのでしょうか。素人にも理解できるようなパンフレット。


気分次第で検閲してるのではないですか。郵便局も一日三回、クロネコヤマトも一日三回配達に来るって言ってました。一度の荷物があまりにたくさんだから、千葉刑務所専用の配達便があると言われました。他の宅配業者もあるだろうし。それに手紙も沢山来ると言ってました。
だから、検閲する人は疲れたり、イライラして、だんだん適当になるのでしょうか?人間だから有り得ます。気分次第になるのかも知れないです。気分次第でされたら、こちらが迷惑+赤字です。

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私自身は今まで何回か千葉刑務所/拘置所に行きましたが、面会受付と差し入れ受付の窓口は並んでいて、毎回同じ刑務官が座って対応していました。通し番号の打ってある用紙をもらって、記入して、提出するのですが、時間帯によっては狭い部屋が大勢の申請者で混み合います。初めてで様子のわからない申請者もいますが、担当官は常に親切に対応してくれているという印象で、受刑者の家族や関係者の気持ちに配慮してくれていると思いました。電話での問い合わせに対応される刑務官はまた別なのでしょうが、実際に電話をした方々からのメールでは、この方たちもいつも親切で丁寧に対応してくれるとのことでした。
ということは、実際に書籍なり文房具なり衣類なりが郵送または宅配便で送られてきた時に検閲をする刑務官は別に複数いて、この方たちの判断基準があいまいで、電話で説明をしてくれる方たちと必ずしも一致していないというところに問題がありそうです。規格に合わないというだけで、具体的に何がどう合わないのかの説明がないというのは、電話を受ける担当者と検閲をする担当者が別々だということと、役所独特の逃げでしょう。
刑務所の指示通りのものを選んで送っても不許可になるのでは、刑務所にとっても差し入れ者にとっても、時間とお金の無駄ですから、いつかの時点で実際にそういう経験をされた方から刑務所長宛か、法務大臣宛に改善を求める手紙を送って注意を喚起するべきかもしれません。

昨日も雨があがった夕方の時間に江戸川の堤防を6Km走ってきましたが、今日も6Km走ったり歩いたりしてきました。散歩をしたりジョギングをしている多くの人と行き交いました。夕日が関東平野の西の地平線に沈むちょっと前には、江戸川の水面に金色(こんじき)に反射して見事な景色でした。雲の状態によるのでしょうが、沈む直前の太陽は真っ赤と言うよりも、金色に見えました。
来年1月の館山若潮マラソンの申し込み締め切りが近づいているようですが、どうしようか迷っています。もう何年もフルマラソンは走っていませんが、今からなら約3ケ月間トレーニング期間があるので、月に300~400Km走れれば、制限時間(6時間)以内に完走できるところまで体調をもっていけるような気もしています。