昨夜はEugene 君の家にはEugene 君と娘二人と私が泊まって、Bill 君とMargie さんはKim さんのアパートに泊めてもらいました。今日は日曜なので全員自然に目が覚めるまで寝坊をし、朝9時半頃にEugene 君の車でBill 君とMargie さんを迎えに行きました。Kim さんは教会に行くので10時頃一人で家を出て、私達はCarolina Beach というところに行って朝食兼昼食を食べました。私は、卵とソーセージとグリッツ（トウモロコシを潰した粉で、固めのおかゆのようなもの）とトーストとアイスティを注文しました。昨夜はEugene 君がポークのステーキを上手に味付けして料理し、ニンジンと、タンパク質含量が高い何とかいう名前の小粒の雑穀とホウレンソウを一緒に煮たものを出してくれました。

Carolina Beach には朝出航する小型のフィッシングボート（6人乗りくらい）と、夜9時に出航してクルージングをする大型の船がたくさん係留（けいりゅう）してありました。食事の後で浜辺を少し歩いてみましたが、やはりシーズンオフに入ったので少しの人しかいなくて、空や雲や海や砂浜や鳥たちの景色をゆっくり楽しめました。Eugene 君に、次回私が来る時には、フィッシングボートに乗って海の魚のつりをしようと誘われました。

Eugene 君の家の近くにCrab Apple Tree（野生のリンゴの樹）があって、真っ赤な大きな実をつけていたので、持ち主の家のドアをノックしてみましたが、留守でしたので黙って失敬してかじってみました。甘くて美味しくてまるでリンゴのような味がしたので驚きました。普通はもっと小さな実で、すっぱくて少し苦い味がするのですが、もしかしたら品種が少し改良されていて違うのかもしれません。
Eugene 君の家の近くの松林に1本だけ枯れた松があるのが側を通る度たびに気になっていたので、そこにも行って写真を撮ってきました。アメリカの松はいわゆる松くい虫（マツノザイセンチュウ）には抵抗性と言われている筈なのにどうして枯れるのだろうと思っていたら、ちょうどこちらの新聞に関連した記事が載っていて、Pine bark beetle という害虫が原因で、最近松枯れが目立つとのことでした。

夕方5時頃ローリー市に帰ってきて、今日はあまり時間がないのでモーテルの近くのRegency Park の池を1周だけ走ってきました。池に行く途中の橋を渡る時に下の川を見たら、野性の鹿が2頭川の水を飲んでいたらしく、私の気配を察して林の中に逃げて行くのが見えました。いつもカメラを片手に持って走っているのですが、あっという間に見えなくなって残念ながら撮影はできませんでした。