2011年11月25日金曜日

11月23日に振り込まれた方(21回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は287,500円、延べ422人からの合計額は4,064,928円になりました。ありがとうございました。

今日は床屋で散髪して江戸川堤防に走りに行く途中で自転車を押している人に道を尋ねられました。60才とおっしゃったにしては体が引き締まった若々しい男性で、4ケ月前に岡山を出発して青森まで行き、帰路福島に入って2ケ月間ボランティア活動をしてきたとのことでした。苦しんでいる被災地の方々には失礼な言い方ですが、2ケ月間の救援活動をしてきて、人間のいやな面を見てきたとおっしゃっていました。被災者が援助慣れして、それが当たり前だと思うようになって、自ら積極的に復興しようという姿勢がなくなっているとのことでした。そういう人もいたのかもしれませんし、もう一度やり直そうという気力も湧かないぐらい全部を失った人がいたのかもしれませんし、あるいはボランティアがもう必要でなくなって迷惑がられたのかもしれませんし、何が事実かはわかりませんが・・。被災地はこれから寒い冬の季節に向けて大変でしょうが、緊急事態の時期が過ぎれば、長期的な復興活動の時期に移行していくのでしょう。

60才というのは、会社勤務の定年をひとつの区切りとして自転車旅行を計画したのでしょうか。自転車には前と後ろに小さな箱が固定してあり、タイヤのパンクを修理する簡単な道具が入っているとのことでしたが、野営できるテントや十分な着替えや食料が入る大きさではなさそうでしたし、携帯電話やナビゲーターも持っているようには見えませんでした。各地の知人を訪ねながら移動しているのかなと想像しました。岡山を出発してから7Kg体重が落ちて、足(ふくらはぎ)がパンパンに張って、疲れたとおっしゃっていました。何かを目指してがんばっておられるのでしょう。
昔、千葉大学園芸学部の空手部に奄美大島出身の学生(専攻は農産製造学)がいて、毎年夏休みに帰省するのに千葉県の松戸市から鹿児島まで自転車で往復していたのを思い出しました。

自転車旅行の男性と別れてから、いつものように江戸川堤防を14Km 走りましたので、累積は318Km/40日になりました。明日も少し余分に走って、昨日走れなかった分を取り返すつもりです。