2011年11月10日木曜日

11月8日に振り込まれた方(34回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は275,500円、延べ419人からの合計額は4,052,928円になりました。この方からは一度もメッセージをいただいていないのでどういう方かは存じませんが、ありがとうございました。

朝早く自宅を出て、新大阪経由で和歌山県美浜町に行きました。新大阪から特急くろしお号に乗って御坊駅までの途中の車窓の景色は、さすがにミカンの産地だけあって、ミカン園ばかりという感じで、山の上の方まで一面ミカン園というところもありました。第7回松林防除実践講座の参加者のほとんどは関西地方からでしたが、中には山形県や東京や山口県からの参加者もいました。

私は、「松林に散布された薬剤の飛散実態と周辺住民の健康に及ぼす影響の評価」について1時間半の特別講演をしましたが、他の講師の方々の講演も興味深い内容ばかりでした。特に印象に残ったのは、日本緑化センターの瀧 邦夫氏の「高田松原の再生に向けて」と、林野庁治山課森林土木専門官の岸 功規(よしのり)氏の「海岸防災林の再生について」で、両方とも今回の東日本大震災と大津波で壊滅的な被害を受けた三陸海岸の松原について、現地調査の結果を詳しく紹介していました。

全員が宿泊した国民宿舎での交流会(懇親会)も、各地で松林や緑地の保護・管理に関わっておられる方々と情報交換ができて、有意義でした。