2011年12月27日火曜日

12月25日に振り込まれた方(3回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は96,000円、延べ442人からの合計額は4,196,928円になりました。ありがとうございました。この方からはメールでメッセージが届き、本も差し入れ予定とのことです。
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こんばんは。寒い日が続いていますが先生お身体は大丈夫ですか?先日3回目の振り込みをしました。少額ですがこれからも支援をしていきます。
先生のブログを拝見して市橋さんがどのような生活を送っているのかよく解ります。それから29日に郵便局から本を千葉刑務所に送ろうと思います。
三島由紀夫の「金閣寺」の一冊になります。先生も御存知かと思いますが、三島由紀夫の文章の中に、「自分の吃音や不幸な生い立ちに対して金閣における美の憧れと反感を抱いて放火した」というところがあります。
私は三島由紀夫の思想や美学は解りませんけどこの金閣寺は何か市橋さんに読んでもらって欲しいと思いました。控訴審に向けて自分が何を話して、そしてまた更生への道を見つけてもらえたらと願ってます。市橋さんがこれから臨む控訴審に微力でありますがお力になれればと思っています。また29日に送金をします。先生もお身体ご自愛ください。ブログも毎日拝見しております。それでは宜しくお願いします。

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今日は事件当日まで市橋君がお付き合いしていた友人に時間を作っていただいて、夕方喫茶店で1時間半くらいお会いして、そもそもの出会いからお付き合いしていた期間(約1年半)の市橋君の様子についていろいろお話を伺いました(差支えのない範囲でブログに報告してもよいとの了解をいただきました)。市橋君の更生を応援するために、私も何故市橋君が、自分の身の破滅につながることが分かり切っているような、あんな馬鹿なことをしてしまったのかを理解したいと思っているからです。大学卒業後の市橋君は、留学を目指して英語の勉強をしていましたが、親からの仕送りがあったとはいえ、英語学校に入学すると多額の費用がかかるので、イヤホンで英会話のテープを聴いてほとんど一日中英語漬けのような生活をして、本当に一生懸命勉強していたそうです。友人と出会ってからも当初は非常に慎重で、ジェントルマンで、本能にまかせて行動するようなことは全くなかったとのこと。時間が経って親しい関係になってからも、一緒に旅行に行ったり楽しい時間を過ごすようになってからは、もっと勉強に専念しなければいけないという自覚と友人との楽しい生活とのジレンマに苦しむことがしばしばあったようです。最後に受けたTOEFLという英語の試験の成績が期待したレベルではなかったようで、親との約束の仕送りの打ち切りの時期が3月末まででそれ以降は自活しなければいけないというストレス状況の中で、リンゼイさんから個人レッスンを受けられるようになったことを本当に喜んでいたようです。でもそれが何故、あのような犯罪につながってしまったのか・・。友人にも理解できないそうです。
もしかしたら市橋君自身にもわからないことなのかもしれませんが、いずれ時期がきたら(市橋君の精神状態がこういう話題に耐えられるだけ強くなったら)、市橋君自身がどう考えているか確かめてみたいと思っています。

午後から松くい虫防除の研究に関して相談するために東京都港区赤坂にある(財)日本緑化センターを訪ねたら、同じビルに水産庁関係の団体も入っていて、ロビーでボランティアの人達が地震とつなみで被災した宮城県石巻の水産加工場の倉庫跡から掘り出したイワシの缶詰(缶の外側が少し錆びている)を3ケ1,000円で売っていたので買ってきました。生産が再開できるようになるまで従業員にはこれしか収入を得る物がないので、生産者への支援になるのだそうです。「希望の環(わ)」という名の団体(プロジェクト)が復興の支援をしていて、サポーター登録を要請していました。http://kibounowa.jp/

昼休みに東京農大の周囲を4Km だけ走りました。グランドはもうすぐ箱根駅伝を走る駅伝部の学生たちが、この寒空の中をランニングシャツとランニングパンツで猛烈なスピードで走り込んでいましたが、私は1週間ぶりの練習でしたので、心肺機能が大幅に低下していて、ハーハー息が上がりました。それでも、トレーニングを再開できたことでよしとします。累積は600Km/71日になりました。