2012年1月9日月曜日

TBSテレビで朝9:55から昨年12月にハワイで行われた第39回JALホノルルマラソンの様子を収録した映像を放送していました。たいていのマラソン大会は、交通規制など管理の都合上、ゴールインする時間が6時間以内とか5時間以内に制限されていて、それを越えるランナーは途中で回収車両に拾われて回収されてしまいます。ホノルルマラソンだけは時間制限なしということで人気があり(開催地が観光地ということもあるのでしょう)、今回も2万人以上の参加者があったそうです。番組では日本の有名スポーツ選手として、ボクシングの元世界チャンピオン内藤大助選手とビーチバレーの浅尾美和選手に焦点を当てて追跡していました。私にとって興味深かったのは、まだ30代でついこの間までボクシングの現役だった内藤大助選手の走りで、途中まではいいペースで走っていたのに、後半になると足がパンパンで限界だと言いながらやっとかっとゴールにたどり着いていました。内藤大助選手はボクシングで15ラウンドを戦うだけのスタミナをつける厳しいトレーニングをしてきた筈ですが、フルマラソンを走りきるだけの走り込みをしてこなかったのでしょう。昔、千葉大学走友会のメンバーでフルマラソンの自己ベスト2時間40分台という記録を持っている人から、フルマラソンは大会直前の1ケ月に大会で走る距離(42.195Km)の最低10倍(420Km)以上を走り込まなければ走れないと教えられました。実際に、私が参加したいくつかのフルマラソン大会でも、30~35Km 辺りで足が痙攣して道路脇で苦しんでいる20才前後の若者を何人も見てきましたので、ただ若いとか運動能力が高いというだけではフルマラソンは走れないというアドバイスは事実なのでしょう。反対に、私は現在69才で今年6月には70才になりますが、きちんと時間をかけて走り込みをすれば、若くなくてもフルマラソンを楽しく走れるということを実証できれば愉快だなと思っています。

今朝起きたら平熱に戻っていて、たくさん出た痰(たん)の色も濃褐色から淡黄色に変わってきました。直感的にもう大丈夫だと感じましたので、まだ休養すべきだと主張する妻の反対を押し切って、江戸川堤防を14Km 走ってきました。これで累積は714Km/84日(時間がとれなかったり、体調が悪くて走れなかった27日を除くと正味57日)になりました。