2012年2月24日金曜日

飛行機の出発は午後3時で、タクシーは12時に約束してありましたので、朝食前にジョギングの服装に着替えてローマの町をもう一度一走りしてきました。そうしたら、バスも地下鉄も動いているようでしたが、タクシーをキャンセルしないことにしました。朝食後時間のゆとりがあったので、ロビーのレセプション室で同じ会議に出席していたエジプト人2人、ヨルダン人1人と話をしました。なんと、エジプト人の教授は以前千葉大学時代に私の研究室にきていたエジプト人留学生の指導教授だということがわかりました。ヨルダン人の人は、日本のJICA(Japan International Cooperation Agency 国際協力機構) の研究プロジェクトに参加して研究費を獲得したことがあるそうで、私が農薬の毒性学が専門だとわかったら、JICAに専門家派遣要請のプロジェクトがあるので、私に1年間ヨルダンに来て指導してほしいと頼まれました。申請が通ってからの話ですが、今までアラブ世界には行ったことがないし、私の知識と経験がヨルダンの農業発展や教育場面で役に立つのだったら行ってもいいなと思いました。

予定通りアリタリア航空の直行便に乗って、帰りは風のせいか1時間短く正味12時間で成田に着きました。日にちは一日ずれて25日になりました。空港ではアリタリア航空会社の社員が待ち構えていて、私のチェックインしたスーツケースはローマで飛行機に積み忘れてしまったので、明日の飛行機で到着したら宅配便で届けると言われました。順調な旅行の最後に落とし穴が待っていました。

帰国してみたら、2月21日に振り込んで下さった方(24回目)の支援金が届いていました。これで支援金の現在高は235,000円、延べ467人からの合計額は4,335,928円になりました。ありがとうございました。