2012年3月6日火曜日

支援者から以下のお便りとご意見が届きました。
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先生こんばんは。ブログ拝見しました、
結審が終わればこの会も無くなってしまうのか…。と複雑な心境です。お忙しい中、先生頼みばかりで感謝の言葉を述べても足りないくらいです。ありがとうございます。
私の個人的な意見は「更生(を支援)する会」の発足を強く望みます。刑が確定しても支援は続けたいと思ってるからです。何年続くかは私にも解りません。でも市橋さんの更生にお役に立てばと思います。刑が確定したら面会も差し入れもできなくなるのでしょうか?
それでもやはり市橋さんの更生のために皆様と意見交換、現状の報告などが解るだけでいいのです。これは私の我儘かもしれません。
今回は言葉が上手く見つからないので何とお伝えをすればいいか迷いましたが、私は「更生(を支援)する会」を発足して頂ければ幸いだと思っております。
先生いつもありがとうございます。春はもうすぐそこまで来ています。それと同時に市橋さんの控訴審も始まります。結果はどうであれ市橋さんの支援を出来る限りしたいと思っております。
それでは… 先生、季節の変わり目お身体御自愛なさってください。

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今まで届いたご意見をみますと、ほとんどの支援者が、この「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」が役目を終えて解散することに寂しさを感じ、新しい役目を担う「市橋達也君の更生を支援する会」(仮称)として継続することを望んでおられるようです。
郵送のお手紙も今日届きましたが、やはり「更生を支援する会」の立ち上げを強く希望され、場合によっては一度支援者が集まる機会を作ってもらえないかとの提案もありました。
支援者は北海道から九州・四国にまで分布していますので、東京のどこかで集まるにしても、参加できる人は東京近郊の少数に限定されるかもしれません。ほとんどの方は、裁判が結審した後も市橋君の更生を支援したいと思っておられますが、個人個人では何ができるか、どうすればよいかがわからず、また特に遠方の方にとっては市橋君がどういう状況にあるか情報が入らなくなることを不安に思っておられるのだと思います。そういう意味では、「更生を支援する会」が存在して、私が市橋君に面会に行ってその様子を皆様にお知らせすることは大事なのかもしれません。

支援金の振り込みは今週の土曜10日までで終わりにして下さい。私の所に届くのは通常2日~3日後になりますので、来週の月曜か火曜にゆうちょ銀行に行って全額を払い出し、菅野弁護士にお届けして一度会計を締めたいと思います。控訴審の裁判がどれくらいの期間続くのか、どういう判決になるのか私にはわかりませんが、もし弁護側か検察側による再控訴ということになれば弁護活動を支援するために募金活動を再開することが必要になるかもしれません。
昨日友人の弁護士と話していて言われてはっと気がついたのですが、裁判が結審後は、支援する会として被害者遺族に差し上げるために募金をするということも活動の一つとして考えてみる必要があるかもしれません。市橋君が手記の出版の印税として得た1千万円近いお金を被害者遺族に提供したいという申し出は、受け取りを拒否されましたが、それは判決前に受け取れば裁判に影響するかもしれないという心配と、市橋君は加害者だからということが関係したのかもしれません。しかし、支援する会は事件の当事者ではありませんし、日本滞在中に不幸な目に遭ったリンゼイさんのご遺族に日本人として少しでも哀悼と償いの気持を示せればという思いです。

今日は場所によっては春一番の風が吹いたようですが、私は江戸川堤防を14Km 走ってきました。河原のあちこちでひばりが天高く舞って、ピーチクパーチクさえずっていました。私には、「春が来た、春が来た」と知らせているように聞こえましたが、生物学的には春は交尾の季節なので雄が美声で雌を誘っているのか、あるいは他の雄が縄張りに近づかないように警告しているのか、そんなことを想像しながら走りました。