2012年3月24日土曜日

先日パソコンからプリントした入金記録簿を一つ一つ見直して、打ち込みミスや変換ミスを訂正する作業をしています。いずれ監査をしてもらうための準備です。それから、市橋君に差し入れする支援者リストの最終版の作成をしています。こちらの方は、①通し番号、②振り込み年月日、③振り込み金額、④お名前、⑤都道府県、⑥振り込み回数だけにして、住所、電話番号、メールアドレス、その他の情報は万が一にでも漏洩(ろうえい)することがないように削除しています。支援者の振りをして振り込んだ「支援者もどき」の人は区別ができるようにしています。2010年2月23日に最初に振り込まれた方から、2012年3月9日に最後に振り込まれた方まで延べ485人分の結構膨大な資料ですから、まだ半分くらいしか終わっていません。明日には完了して東京拘置所の市橋君宛に郵送して差し入れができればと思っています。市橋君には、支援者リストを見ることで、これだけ多くの方々が支援して下さっていることを自覚し、感謝の気持ちを持ってほしいからです。
支援者の中には私が個人的に直接お会いした方もおられますし、直接お会いしなくてもメールのやりとりをした方も、写真を送って下さった方も、一度もメッセージを書かれなかった方もおられますが、こうして記録簿を見直す作業をしながらお一人お一人の顔が浮かび、市橋君に適正な裁判を受けさせたいという絆で結ばれた大きな家族のような親しさを感じます。

千葉大学園芸学部の2年生の時に私の講義を受けて、この4月からは大学院博士課程3年生になる女子学生から就職活動の中間報告のメールが届きました。応募した1つの会社は二次試験で落とされ、もう1つの会社は書類選考で落とされたとのこと。女子で博士号取得者というのは、日本の企業の人事では極めて狭き門で難しいようです。私の評価では、この学生は世界のどこの大学に行っても負けないくらい優秀な学生ですから、その能力を認めて実力を発揮させてくれる就職先が見つかることを期待しています。
もう一人、2007年3月に私の指導の下に博士号を取得した男子学生からもメールが届き、東京都衛生研究所で博士研究員をしてから千葉県の公務員試験に合格して、県の行政の出先機関に3年間配属されていたのですが、この度環境研究センターへの配属が決まったという連絡でした。彼は、農薬や食品に含まれる天然物質やカビ毒の分析ができるだけでなく、放射性同位元素取扱主任の資格も持っていますので、千葉県は放射能汚染の測定などでも彼の力を使いたいのかもしれません。
こうやって、私が関わった元学生たちが相談や報告の連絡をくれるのは、元教師としては嬉しい限りです。

午後雨が上がってから、江戸川堤防を6Km だけ走ってきましたが、このところ走る方は少し怠けているので息が切れてハーハーしました。