2012年3月3日土曜日

2月29日に振り込まれた2名の方(7回目、18回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は266,000円、延べ471人からの合計額は4,366,928円になりました。ありがとうございました。

「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」への振り込みを今月10日(土)までとして、会の活動に区切りをつけることに関して支援者からご意見が届いています。
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今晩は。メール有難うございました。昨日のブログで『市橋達也君の適正な裁判を支援する会』を終わらせると拝見し、少し淋しくなりました。支援の会の趣旨は裁判の為ですので、いつかは終わる日が来るとは思っていましたが… ただ裁判の金銭的な事だけでなく、本山先生の元教え子への思いや熱意を感じ、支援者の心温まるメッセージを拝見し、本山先生と支援者が一体となって市橋達也さんを支えて来れたと思います。本山先生には、お忙しい中、彼の様子や裁判の状況をその都度ご報告頂き、本当に有難うございました。

市橋達也さんの刑が確定し受刑後は、出来ましたら『市橋達也君の更生を支援する会』として発足して頂く事を望んでいます。受刑後は、衣類や食料品の差し入れが出来なくなり、手紙や面会の回数も制限され、現在より外部との交流は閉ざされます。面会も弁護士さんや親族以外は、更生に役立つ者と定められるようです。更生に役立つ者の範囲が分かり兼ねますが、知人や支援者との面会は難しくなるのではないかと思います。本山先生との面会は続けられる事を願っています。厳しい環境の中で、彼が精神的に落ち着いて日々を過ごされるのには、家族や支援者の存在が必要だと思います。私はずっと支援し見守り続けます。しかし、塀の中の彼の様子を全く知る事もなく、何年、何十年…この先の支援に不安も感じます。もし彼の様子が分からなくても、本山先生と支援者で交流が持てれば、支援としての励みにもなるのではないかと思います。実際に支援の会として、どのような活動をしたら良いのか等も有りますが…他の支援者の方と、思いを語り彼を支えて行きたいです。
ただ支援の会として続ける事を、彼が望んでいるのかも気になります。彼の意向を伺うか、報告をして彼の同意を得て決められたらと思っています。
そして一番気になりますのは、本山先生にご負担が掛かってしまう事です(本山:私の負担はたいしたことありません、ご心配ありがとうございます)。本山先生は2年もの間、ご自身の時間を市橋達也さんの支援の会の為に活動して来られましたので、今後も続くとなりますと…何かございましたら、ご協力致しますので、どうか無理をなされずに今後のご予定などを考慮され、お決め頂ければと思います。

先日、光市母子殺害事件の最高裁の判決を傍聴しました。あの事件もマスコミが大きく取り上げてました。各局の記者が被告人と面会し、その内容が放送されていました。被告人に真似た口調で語られてるようですが、本当にそのような話し方なのか?短時間の面会での会話では、一つ一つの言葉に重みが有りますので、それが正確に伝えられているのか?など疑問に感じます。今回のフジテレビの取材依頼(本山:フジテレビ報道局社会部・司法記者会から、市橋君の控訴審第一回が近づいた機会なのでとの取材の打診があり、市橋君に直接面会できないかとのことでしたが、市橋君は取材を申し込まれても受けない筈ですと回答しました)のように、市橋達也さんとの面会を望んでる記者は沢山いると思いますが、関わらないのが一番安心ですね。

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今回の支援の会を終わらせるお話が突然でしたので、戸惑いました。菅野弁護士さんや市橋達也さんから、その旨のお話があったと言う訳では有りませんでしょうか?(本山:全然違います。支援する会の設立の趣旨は、市橋君に適正な裁判を受けさせるということでしたから、弁護団と市橋君の主張が認められて裁判が結審すれば、支援する会は目的を達成したことになりますので、募金活動を停止・終了するのが筋と私が考えた上での提案です。


本山:この方は来週月曜5日に東京拘置所に差し入れに行かれるそうです。一日に一回しか差し入れは認められませんので、無駄足にならないように他の方はこの日の差し入れは避けていただければと思います。
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私の身勝手な文章も、そのまま先生のブログに載せていただき、恐縮しました。そして、先生がご覧になったサイトを私も拝見、試聴いたしました。すごい音楽ファンの方だし、わかりやすい文章だし、とても参考になりました。ありがとうございました。

会の今後については、支援金振込みは終了して、「更正を支援する会」の発足を望みます。ご両親は、市橋君が逮捕された時に、マスコミにお顔も出して「不謹慎ですが、息子が生きててよかったです。」「とんでもないことをした子ですが、私達の息子です」とおっしゃいましたね。ご両親の心の全てを語っていると思いました。
とても達也さんを愛していらして、すぐにでも会って抱きしめたいけど、もう娘に会うことさえできなくなったリンゼイさんのご両親の気持ちを思い、自分達も息子と会わず、手を差し伸べない決心をなさったのでしょう。たとえ出所できたとしても、その時にもう自分達は生きていないかもしれないから、結局1人で生きていかなければいけない息子にできること・・・家と生活費を残しておくことだ、と考えていらっしゃるのではないかと、想像します。普通の人なら60歳まで働いて、年金があるとかでしょうけど、それがない息子のために、ご両親は現実的にできることを、慎ましく生活しながら実行していらっしゃるのではないかと、1人の息子を持つ私は想像します。

そういう意味では、将来のことは本山先生を含め、私達支援者も誰も責任を持つ約束はできませんが、支援団体の存在は彼にとって大切だと思います。
ただ、いつか、ご両親が面会に行かれることがあっても、やはりマスコミに「ついに市橋受刑者の両親が面会に!」と気づかれないでほしいから、支援者ブログに載せていただかなくて良いし、仮出所があったとしても知らされなくて良いし、市橋君にとって良いことだけを本山先生に情報公開していただければ、ありがたいです。あとは個人個人の交流になるのではないでしょうか。
というのが、私の意見です。もちろん、最終的には、本山先生のお考えに添いますので、よろしくお願いいたします。
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先日は、ありがとうございました。今日(本山:3月2日)のブログ拝見しました。私も前者の方と同じ気持ちで出来る限り市橋君を見守り支援していきたいと思っております。先生には大変なお負担をお掛けします。出来る限り協力していきたいと思っております。先生には大変感謝しております。
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テレビ番組制作会社の私への取材は、3月5日(月)に行われることになりました。企画書によると、3月18日(日)にテレビ東京で20:00-22:30に放送予定の「ニッポン事件簿」という番組で市橋君の事件についても取り上げる計画のようです。