2012年3月9日金曜日

3月7日に振り込まれた2名の方(初回、5回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は337,500円、延べ480人からの合計額は4,434,428円になりました。ありがとうございました。初回の方は3月7日にメッセージをブログで〇〇県と紹介した方です。5回目の方からは手書きのメッセージも頂きました。この方はずい分遠くの方で、私には普段見慣れない地名でしたので、地図帳を開いてどこにあるのか再度確認しました。この方はメールアドレスがわかりませんので(差し支えなければお知らせ頂ければ幸いです)、個別の礼状は差し上げず、本ブログでの報告を受領の確認とさせていただきます。
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先生、こんにちは。毎日先生のブログを楽しみにしております。今日ブログを拝見し、安心しました。私もみなさんと同じ思いです。先生には相当なご負担をおかけしますが、「更生を支援する会」で継続よろしくお願い致します。先生には本当に感謝しております。どうぞお体大切に。
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別の支援者からは振り込みのお知らせが届きました。メッセージはお名前と一緒に市橋君に伝えます。
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本山先生こんばんは!私たち支援者と市橋さんをいつもつないでくださって本当にありがとうございます。控訴審まであっという間でした。そして市橋さんはその日からスタートなんですね。時間をかけて本当の自分を取り戻してほしいです。一歩一歩。
平凡な言葉ですが・・・・・一歩一歩です。私たち支援者とともに一歩一歩進んでいきましょう。

『私も更生(を支援)する会』賛成です。本山先生、次に面会に行かれる時に、一人じゃないよ、支援者もいつも一緒だよと伝えてください。先生も風邪などひかぬよう、ご自愛くださいませ。
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前にも書きましたが、「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」への振り込みは、明日3月10日(土)までとして下さい。それまでに振り込まれた支援金を全額払い出して菅野弁護士にお届けすると同時に、支援者名簿と支援金振り込みの記録を一覧表にして市橋君に差し入れるつもりです。市橋君には、個人情報だから取り扱いを注意するように指示しますが、一覧表には前回差し入れた場合と同様に支援者のお名前と振込日と振り込み金額だけを載せて、住所や電話番号、メールアドレスは削除し、市橋君にはもし個人的に礼状を書きたければ住所を教えるからと伝えます。
その後どうするかは、控訴審の結果を待って考えたいと思います。もし、市橋君と弁護団の主張が認められて裁判が結審すれば、「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」は閉じて募金活動も終了し、新たな役割を担う「市橋達也君の更生を支援する会」(仮称)に移行して、皆さまと情報を交換しつつ市橋君の受刑生活を見守り、精神的に支えていきたいと考えています。

皆様から私宛にいただくお便りは、内容によってブログで紹介する場合としない場合がありますが、紹介してほしくない場合はそのように明記していただければそれを尊重して紹介致しません。メールを使われない方で、私からの返事や礼状の封書が郵便で届いても構わない方、あるいは逆に返信してほしくない方もそのように明記していただけると助かります。

今日は久し振りに、腎臓透析で長期入院している千葉大学時代の元同僚教授/友人をお見舞いに行ってきました。私と同じ年齢ですが、彼は4月が誕生日ですからもうすぐ70才になります。約3年前に入院したばかりの時は、私が見舞いに行くと「おー、本山来たか!」と言ってくれていましたが、入院中に起こった3回目の脳梗塞で記憶回路が失われたのか、今ではほとんど会話ができなくなってしまいました。私の顔を見ると目が少しだけ輝き、私が誰だかわかるかと言うと何かを言おうと口が少しだけ動きます。どれだけ彼の耳に聞こえているかはわかりませんが、それでも構わず、1月にはフルマラソンを完走したこと、2月には国際会議でローマに行ってきたこと、昨日はマッシュルームの栽培施設を視察に行ってキノコバエの防除方法を指導してきたことなどを話して、写真も見せました。最近の国立大学が業績主義になって、論文のインパクトファクター(どれだけ他の研究者に注目されて引用されるか)やどれだけ外部資金を獲得できるかというようなことばかりが強調されて、本来の教育機関としての役割がだんだん果たせなくなりつつあることなどを話し、お互いにいい時に定年になってよかったなと話しました。奥様が一日おきにお見舞いに来られ、車椅子に乗せて散歩をさせてくれていますが、3年間近くも寝たきりで自由がなくなるのはつらいだろうなあと思ってしまいます。病気で倒れるまでは、あんなに元気で研究に情熱を燃やし、趣味の油絵を描いたりしていた親友の現在の姿を見ると、人間は生きている限りは命を大切に、健康管理をしっかりして、前向きに生きなければいけないのだと教えられます。
昨日おみやげにもらったマッシュルームと落花生の一部をおすそわけとして、奥様宛の置手紙と一緒にベッドの横の小テーブルに置いてきました。