2012年3月11日日曜日

支援者から、振り込みのご連絡と支援する会の今後の活動について以下の提案がありました。支援する会の今後については、皆様からのご意見を伺って、控訴裁判が結審してから考えていきたいと思っています。
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今晩は。メール有難うございました。昨日(3月9日)少額ですが『市橋達也君の適正な裁判を支援する会』の最後の振込(7回目)を致しました。
市橋達也さんが、控訴の判決内容に納得された上で結審出来ますことを望んでいます。本山先生は、いつも支援者の気持ちを汲み取って下さり、彼の様子や裁判の状況をお知らせ頂きましたので、安心して支援が出来ました。本当に長い間ありがとうございました。

裁判が結審後『市橋達也君の更生を支援する会』をどのような活動にされるか決められると思いますが、先日のブログに載っていました支援の会として被害者遺族への募金も賛成です。ただ、リンゼイさんのご家族のお気持ちを考えますと、加害者の更生を願っている支援者からの募金を受け取って頂くのも難しいのではないかと思います。又、市橋達也さんの支援者以外の方でも、被害者遺族の為にと募金をされるかも知れません。更生を望む支援とは異なるメッセージも届く可能性もありますので、本来の支援の会の趣旨から乱れてしまわないかも気になります。

提案が有れば大歓迎とメールを頂き、ひとつ思った事が有ります。これからの控訴で、市橋達也さんは有期刑の判決が下されたり、もし無期懲役のままでも仮釈放で社会復帰出来る可能性は有ります。その時の社会復帰の為の資金を、支援金として集められれば、更生への支えになると思いました。受刑中の生活は補償されていますが、社会復帰後に資金もなく、安定した職にも就けずに再犯を繰り返したり、社会と閉ざされた生活をしているケースも多く有ります。様々な事件の裁判を傍聴したり、受刑者の更生や処遇に関してのフォーラムやディスカッションに参加した際に、受刑後の社会復帰の問題点として取り上げられています。
先日支援者の方がメッセージに載せて下さいましたサイトも拝見いたしました。身元引受人の存在が昇級のための重要な要素で、刑務官に対し釈放後の生活に不安を持たせないような印象を与える必要もあるようですので、その一つにもなります。それにより、市橋達也さんも前向きな気持ちになれるよう精神的に支援者の方と支えたいです。社会復帰は、まだまだ先の事ですが、支援者がこれから出来ます一つの方法ではないかと思います。(長い年月になりますので、期限を決めたり、目標の額を決めて目処を立てるなど…)
今は控訴審が一番大事ですので、結審後に『市橋達也君の更生を支援する会』を発足にあたり、ご検討下さい。本山先生、市橋達也さんや支援者の方の意向もございますので、彼が受刑後に落ち着いてからでも、他の提案も含めて、お考え頂ければと思います。

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東北大震災が起こってちょうで1年目ということで、あちこちで追悼が行われ、テレビや新聞も特集していました。大切な家族を失って生き残った方々の悲しみが伝わってきて、胸を打たれます。生きている人間は亡くなった人の分まで、生きていることに感謝してなおさらしっかり生きなければいけないという思いに駆られます。

今日は名古屋ウィメンズマラソン大会があり、日本の女性ランナーのトップクラスが大勢参加しました。アテネオリンピックの金メダリストの野口みずき選手(シスメックス)の走りが注目されましたが、結局前半抑えて走っていたロシアのアルビナ・マヨロワ選手が後半追い上げて2時間23分で優勝し、尾崎好美選手(第一生命)が2位、野口選手は途中追い上げてトップになったのですが終盤に落ちて6位に終わりました。これで野口選手のロンドンオリンピックへの出場は絶望的になりましたが、故障に苦しみながらもここまで挑戦してきた野口選手はりっぱだったと思いました。
私はマラソン中継を観てから江戸川堤防に行って、青空の下で18Km をゆっくり楽しみながら走りました。