2012年3月17日土曜日

多くの支援者が、4月11日に予定されている判決がどうなるか、固唾(かたず)を呑(の)んで見守っていることと思います。どういう判決になっても、現在の弁護団の役割は終了する筈ですので、これからは市橋君の長い服役生活が始まった時に、どうやって彼の更生をサポートして精神的に励ましてあげられるか、経験者のお話しも伺いながら、よく考えてみたいと思っています。

控訴審の開かれた前日に支援者からいただいた以下のお便りに紹介されているサイトには、刑務所内での生活が詳細に述べられていて参考になりました。これを市橋君に見せられないのが残念ですが、先日本間 龍氏の本を一冊郵送で差し入れましたので、彼が読んでくれていればある程度はこれから刑務所内でどういう生活が始まるか想像することはできる筈です。
ただ、2~3年という短期の受刑と、市橋君の場合のように無期懲役で死ぬまで服役するか、有期になったとしても25~30年服役とでは、受刑者の心構えが違ってくるのではと想像します。
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お疲れ様です。〇〇県の〇〇〇〇です。いよいよ明日ですね、控訴審。私は傍聴に行けませんが気持ちは行ったつもりで見守っています。そして判決が出て、いよいよ刑務所生活に入るのですね。偶然こんなブログを見つけました。本間龍氏と同じく、元受刑者の方のブログですが塀の中の細かい規則や(暗黙の?)ルール、エピソードを詳しく書いていらっしゃいます。まだ途中までしか読めていませんが読んでいて何とも言えない思いで一杯になります。塀の中に入ったことのない方にしかわからない思いでしょうね。市橋さんは今受刑生活についてどこまで心構えをしていらっしゃるのでしょうか? 本間氏やこの方のような受刑者の体験記を参考にしてもっと心を強くもってくださいとお伝えしたいです。決して悲観的な内容ではありません。

塀の中の黙示録

http://blog.livedoor.jp/bsxkinkoban/

それから差し入れの件ですが、今衣類を送っても拘置所生活が始まると囚人服のみしか着る機会がなくなってしまうのですね。食料品をお届けする最後の機会だと思っています。。。 それでは明日もお仕事頑張ってください。
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控訴審の開かれた日(3月15日)も翌日も、私は岡山での学会に参加していてテレビニュース を視聴する機会がありませんでしたので、妻に報道の様子を訊いたら、あまり大騒ぎはしていなかったとのことでした。他にも次々と新しい事件や出来事が発生するので、やがてリンゼイさんの事件も風化し、市橋君に対するメディアや社会の関心もだんだん薄れていくのでしょう。