2012年5月29日火曜日

支援者から昨日のブログの報告と支援金の残額の処理方法について、ご意見が寄せられています。2案の市橋君の出所後の生活支援金にというご意見が多いようですが、もう少しご意見を待ちたいと思います。
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毎日先生のブログを拝見し、色々なことを考えています。卒業生の就職のお世話をなさる教授は最近珍しいと思いますが、先生と企業側の方の信頼関係がしっかり築かれているからで、卒業生の女性ご本人の力であることはもちろんですが、本当にすごいことだと思いました。先生はお写真が上手ですね。構図や色彩など、どれも「良い写真」「良い記録」だと思いながら見ています。(本山:誉めていただきありがとうございます。私の見ている景色を皆様にもお見せしたいのと、ブログの記事が硬い文章だけにならないようにと思ってできるだけ写真を載せています。
市橋君が東京拘置所にも千葉刑務所にもいないことをお知らせ下さった方には感謝すると共に、どなたかが書かれていたように「子離れできない親のよう」な心境です。色々と妄想・想像を働かせました。名古屋の分類センターかな・・・ 市橋君自身が「支援者も誰も来れないような遠くに行かせてください」と言ったかな・・・ 移送にあまり経費がかかる遠方には行かないだろうなあ・・・ また自殺行為的絶食して、病院に行ってたりして・・・などなど。でも、市橋君はある意味「有名人」ですから、行った先の刑務所内の服役囚が、出所した時に外部の人に話したり、ネットで伝えたりして、そのうちわかるのではないかしら。受刑経験者が語るサイトもあり、真偽の程は別として、かなり刑務所内の実情もネットで語られています。
菅野弁護士とお話してきて下さってありがとうございました。説明内容は、セオリーとしてわかっていることなのですが、やはり市橋君を擁護したい私としては、「でもね」と考えてしまいました。行きずりの人を犯して殺害したのではなく、慎重派の市橋君はコーヒーショップでの語らいや絵のプレゼントをした時のリンゼイさんの反応などにより、ビジネスライクな付き合い以上のものを感じてしまったから、理由をつけて自室への誘いに至ったことでしょう。語学の先生と生徒が結婚した例はたくさんあるし、少々強引で乱暴な性交渉を機に恋人関係になる例もたくさんあります。リンゼイさんも、本当に嫌だったら、市橋君がキスしてきた時点で、必死で逃げるとか窓から大声を出し続けるとか、できたと思います。でも、市橋君という人は、亡くなったリンゼイさんの非の部分や彼女の人格を汚すことは口にしない性格だと思います。彼女が亡くなってることを良いことに、生きてる自分の都合の良いことを言う、性格ではない、と思います。
状況に関しては、彼は、本当のことを話したと思います。
リンゼイさんの首が突然、前にガクッと倒れたから、びっくりした。大変なことになったと思った。と。逃げたのも悪い。でも、親への迷惑、学校への迷惑、多くの人からの非難を考えると恐ろしくて名乗れず(自分勝手な部分から)、親にも恋人にも誰にも連絡しないまま、孤独に逃げました。
今回、市橋君はまた自分の意志で、知人の誰とも接しない生活に入りました。
これは彼独特の美意識だと理解してあげなきゃいけない、と思いつつ、本山先生の前で泣きじゃくってた日のこと、上告をしたいのに結局あきらめた時のことが思い出され、私は「子離れできないダメ母」であると思わされます。私もあれこれ想像で書いていますが、裁判長が言い渡した判決内容も、かなり「想像」だという印象でした。
弁護士団の方がたには感謝しています。支援金は、全部弁護士の方々へと思っていましたが、本山先生が書いて下さった選択しがあるのでしたら、私はやはり、市橋君の仮出所に希望をたくし、彼のために貯金してあげたいです。ご両親も準備なさってるでしょうけど。先生のご判断に委ねます。
長々とすみません。今後ともよろしくお願いいたします。

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おはようございます。ブログを拝見させていただきました。 昨日は菅野弁護士様や山本弁護士様に色々と市橋さんの事を聞いてくださり本当に有難うございました。(本山:私自身が疑問に思っていたことをメモしていって話題にしました。)丁寧に解りやすくブログに書いてくださいましたので、よく理解できました。今後は市橋さんがどちらの刑務所で服役されているのか判らないですけれど、彼が元気で頑張ってくれる事を願います。
ところで支援金の残金、1,275,692円の処理方法ですが、私としては、やはり[2案:市橋君が社会復帰する時の生活資金として口座を作って保管しておく]をお願いしたいです。現在33才の市橋さん(昭和54年1月5日生)がもし60才前後になって仮釈放された場合、先生もお書きになっていましたように、その年齢では社会復帰できても、生活は厳しいと私も思います。せめて市橋さんが長い間頑張って服役を終えた後の生活が辛いものとならないよう、落ち着くまでの生活資金に充ててあげたいのです。2案は色々と難しい事も有るかもしれませんが、支援者間が連携して、引き継ぎながら市橋さんと支援金を守っていけたらと思います。
願わくば何年先かわかりませんが、市橋さんが先生にお手紙をくださり、それで服役刑務所が判り、支援金の件を弁護士の方にも加わって頂く事で確実に市橋さんのお手元に届くよう祈ります。本山先生、この先もまだまだお手数やご足労をおかけすることと思います。私もできる限りのお手伝いはさせていただきたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。

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28日のブログを拝見しメール致しました。残りの支援金の使途ですが、気持ちとしては2案に賛成ですが、年月があまりにも長くやはり現実的に難しいと思います。必ず10年後に出所できる、ということなら別ですが、市橋さんの場合、30年あるいはそれ以上もしくは出所できない可能性もあります。もし不要となった場合の処理もまた難題となりますし、その時にお金のことですからトラブルが起きないとも限りません。なにより市橋さんが望まないのではないかと思います。
2案の場合引き受けてくださる方が必要になりますが、名前を公表し活動されていた先生とは違い、匿名での活動(管理)になると思われます。顔も名前も身元もわからない方々に30年以上も管理を任せるというのは少々乱暴のような気もします。出所後の生活については、全くの推測ですが、市橋さんのご実家は一般に比べて裕福なご家庭のように思いますので、もしご両親がご存命ではなかったとしても(すみません)、市橋さんに必要な資産、お金は残していかれるのではと想像します。
本当は今刑務所にいる市橋さんに全額差し入れ、市橋さん本人に管理してもらうのが一番いいかと思いますが、金額が大きいため差し入れが可能かどうかもわかりませんし、これもまた市橋さんが望まないことかもしれません。収監先がわからないので確かめることが出来ないですね。(本山:実はそのことも話題にしました。市橋君がどこで受刑しているかがわかってからの話ですが、市橋君に直接差し入れして刑務所で保管してもらうのはどうかという考えです。彼の手元には、支援者の方々が今までに千葉刑務所や東京拘置所で差し入れしたお金が、正確にはわかりませんが、多分30~40万円くらいは貯まっているのではと想像します。ひとつ気がかりなことは、リンゼイさんの遺族の代理人弁護士が将来被害者弁償金を市橋君に請求する民事裁判を起こす可能性があるということです。市橋君が弁護士を立てて裁判で争わない場合は請求通り弁償金が確定し、市橋君の刑務所内での所持金が全額没収される可能性があるということです。そうなると、社会復帰後の生活支援金として提供したものが実際には役に立たなくなってしまいます。それを避けるためには、支援金の残額は塀の外で管理しておく方がよいとも考えられます。なお、被害者弁償金の時効は10年だそうですから、市橋君が30年後に出所後に受け取る生活支援金が取り上げられることはないとのことです。
今の時点では、市橋さんも自分の印税を寄付されていた3案の犯罪被害者救済基金に寄付をするのが適当なのではないかと思います。今まで支援の会の活動本当にありがとうございました。

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昨日は、御足労有難うございました。控訴をする事自体反省心がないとみなすならば、三審制なんて意味がない事ですね。納得できない事が多くやりきれない思いです。
支援金の件ですが、市橋君の所持金も寄付してしまったので市橋君の将来の為に使ってほしいと思います。市橋君の口座を作る事はできませんのでご両親に渡すのがいいんじゃないかと思います。(本山:私が考えつかなかった発想です。ご両親がどう対応されるかわかりませんが、一案ですね。そのためには、〇〇さんと是非協力させて頂きたいと思います。

無期懲役は終身刑とは違うという事を市橋君に伝えてあげたいです。
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本山先生こんばんは、いつもブログを更新して下さりありがとうございます。先程28日のブログ拝見しました。支援金の残金についてですが、先生が弁護士さんに聞いて下さった中の【4.】を見るまで私も無期懲役=終身刑に近い扱いだろうと思っていたのですが、仮釈放の可能性があるなら支援者の方々と同じ【2案:市橋君が社会復帰する時の生活資金として口座を作って保管しておく】で使って頂きたいです。(市橋さんが受け取って下さるかわかりませんが)
ですが支援者の方も危惧されているように金銭(口座)の管理をするのはいろんな面で難しそうですし、市橋さんから連絡が来なければどうすることも出来ないですね・・・
以前ブログで本間氏が、市橋さんの気持ちが前向きになるまで相当の期間がかかると言われてましたが、例えば、市橋さんからの連絡を待つ期間を(10年や15年などと)決めて、期間内に連絡が取れなければ1案か3案に・・・というのも有りでしょうか? 有りでも無しでも2案が無理な場合は3案でお願いしたいです。

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昨日は、市橋君が住んでいたマンションの鍵を菅野弁護士から返却されました。すぐご両親にお返しする予定ですが、その前に私も市橋君が住んでいた場所を一度見ておきたいと思って、実は昨日の午後弁護士事務所から帰ってきてから車で訪ねてみました。7階建ての素敵なマンションで、管理人事務所もありましたが、エレベーターで4階に上がって彼の住んでいた部屋のドアの前まで行ってみました。表札がなく誰かが住んでいる気配はありませんでしたので、空き家になっているようでした。ここで起こったいろいろなことが頭の中に浮かびましたが、ドアは開けずにそのままその場所を離れて、またエレベーターで1階に下りました。敷地内の庭の隅には小雨の中にピンクのバラが咲いていました。市橋君もこの季節にはこのバラを見ていたのかもしれないと想像しました。



今日は松枯れの研究プロジェクトに加わってもらっている大学院博士課程の学生と一緒に、車で千葉県森林研究所に行き、実験に使う松の苗木を30本分譲してもらってきました。学生は早速、圃場で松の苗木をポットに移植してくれました。従来、マツノマダラカミキリが当年枝をかじって一度マツノザイセンチュウが樹体内に侵入してしまうと、その松は必ず枯れることが知られていますが、私たちは松を病気から快復させる治療法を開発する研究にこれらの松の苗木を使う計画です。