2012年5月30日水曜日

支援者から以下のご意見がありました。
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昨日のブログ拝見致しました。支援金の残金の処理方法につきまして、ご提示頂きました3つの案とは別に二点確認がございます。
①一審後に弁護団から抜けられた石田弁護士さんに弁護士費用をお渡しされていませんので、結審後の残金により弁護団に考えて頂くと伺っていましたが、その点のお話はございましたでしょうか?弁護団のお考え次第ですが、石田弁護士さんにも弁護士費用として、お渡し出来ればと思っていました。(本山:菅野弁護士・山本弁護士とお会いした時に、実はこの点についても確認しましたが、表にだす必要はないという私の判断でブログには書きませんでした。他にも同じ疑問をお持ちの支援者がおられるかもしれませんので、考えを変えてお答えします。一審では千葉県弁護士会の6名の弁護士が手を挙げて、取り調べ段階から市橋君の弁護を無償で引き受けて下さいました。2人ずつで毎週接見に行かれたり、公判前整理手続きが当初の予定より長くかかりましたので、大変な時間と労力を使っていただきました。6名の中、石田弁護士だけはご都合により二審の弁護団に参加されませんでした。しかし、支援金は予想以上に集まりましたので、私は一審で大変努力をして下さった石田弁護士にも何らかの形で謝礼を受け取っていただきたいと思い、その旨を菅野弁護士にもお伝えしてありました。二審を担当された5名の弁護士はご自分の弁護士料50万円から各5万円ずつを出し合って、計25万円を石田弁護士に提供されたとのことです。
②被害者遺族から損害賠償請求があった場合の弁護士費用について伺えましたでしょうか?(本山:ご質問の趣旨とは少し違いますが、市橋君が受刑中に他の受刑者や刑務官等に不当な取り扱いを受けた場合には、市橋君自身がとれる方法として人権救済申し入れという制度があるそうです。)もし民事訴訟で弁護士費用が必要な場合、支援金の残金から用意が出来ればと思います。
3案につきましては、2案を希望致します。ただ、管理が難しい点と、市橋達也さんが望まれるかが気になります。市橋達也さんと連絡が取れない現状で、本山先生と複数の支援者の方が口座の管理して頂いたとしても、いずれ彼に引き継げるか分からない状態では、不安に感じます。口座で管理されるよりも、山本弁護士さんやご両親に相談され、可能であれば、市橋達也さんの領置金として刑務所で管理された方が、よろしいかとも思います。(その際に、民事訴訟の弁護士費用として領置金から支払えるのか?刑務所の管理体制やデメリットなども確認した上ですが…) (本山:民事訴訟を起こされた場合は、領置金は全額没収される危険性があることは昨日のブログでお知らせした通りです。) もしくは、ご両親に支援金の残高をお預けして管理して頂くのは、いかがでしょうか。本山先生と他の支援者の方のご意見も伺った上で検討され、市橋達也さんの支援につながれば良いと思います。何かございましたら、ご協力致します。
〇〇県の支援者の方が、中部地方の刑務所に差し入れに行かれ、確認されようとしましたのは、凄いですね。でも私もお金と時間があれば、複数の刑務所を訪ねるパワーは有ります。しかし、市橋達也さんの気持ちを考えると、何も動けない状況です。今は、静かに遠くで見守っています。
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ブログ拝見しています。日課のランニング本当に凄いですね。支援金残高の処理方法ですが、3つの案の中で選ぶのであれば【3案の犯罪被害者救済基金への寄付】です。
東京農大生の方、良いお知らせが届くといいですね。
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市橋さんが控訴したから反省していないって見なされるなんて上告したら罪が重くなっていたのかなと思います。(本山:市橋君は上告しませんでしたのでもう必要なくなりましたが、二審の判決謄本のコピーをいただきました。何故裁判官があのような判断をしたのかが一つ一つ説明してあります。私も一度じっくり目を通してみようと思っています。) 先生が言っていた様に一生怯えながら暮らすより2年前に捕まってよかったと思っています。2案に賛成です。
私も事件のあった部屋のことが気になってたんですが、誰も住んでなかったんですね。市橋さんが刑務所にいて何のトラブルもなく暮らしてほしいです。弁護団の方々には感謝でいっぱいです。
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支援者の皆さんや本山先生の文章を読むと、私が気づかなかったことや勉強になる事がたくさんあってありがたいです。領置金としてプールしておく方法は民事裁判を起こされたときに、没収されるという危険があるとなるとやはり誰かが預かるという方法しかないのですか。そのことですが市橋君のご両親にはこれ以上心労をかけさせたくはありません。それに遠くから見守るという考えでいる以上無理ではないかと思われます。誰に支援金を託すのが相応しいのか・・・難しい問題ですね。
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昼休みに東京農業大学の私の研究室に醸造科学科の男子大学院生が立ち寄り、先日一緒に栃木県足利市の会社見学に行った女子学生が非常に喜んでいたと話していきました。私が同行して、会社に親切に対応してもらえたことがよっぽど嬉しかったのでしょう。
その後、キャンパスの周囲をゆっくり時間をかけて8Km 走りました。正門横の電光掲示板には、「食と農の博物館」の企画の案内がありました。今は、<馬を知る>と<熱帯農業の魅力>と<醸造のふしぎ>と題した3つの企画展示をやっているようです。http://www.mapbinder.com/Map/Japan/Tokyo/Setagayaku/Syoku/Syoku.html すぐ裏には馬事公苑もありますし、入場料無料の筈ですので、近くに来られた方は立ち寄ってご覧になる価値はあると思います。
農大キャンパスに沿った歩道の横の花壇には、色とりどりの花が植えられていて、楽しませてもらいました。



夕方6時に新宿歌舞伎町のある居酒屋で知人二人と待ち合わせしてありましたので、早めに到着するように出かけたのですが、あまりの雑踏と怪しげな商売の看板と客引きと無秩序に建てられたと思われる建物群に目を奪われ、うろうろしてやっと目的の居酒屋に着きました。先日、日本財団のプロジェクトで3年間滞在したミャンマーから帰国した人(68才)と、農薬会社勤務で名古屋大学の研究室の後輩(64才)と、3人で一杯やりながら楽しい時間を過ごしました。お二人とも海外出張の経験が豊富なので、アフリカのケニヤでの経験やミャンマーでの経験などを話してくれました。私も含めて皆もう孫のいる年代ですが、まだまだ今からやりたいことの夢を語って気持ちは若者のようでした。10時半になってもうこんな時間かと気がついて、あわてて席を立ちました。そんな時間でも新宿駅周辺はまだ若者で一杯でした。地方に行くと、県庁所在地ですらシャッター街が目立ち、若者の姿が少なくあまり活気が感じられないのとのギャップの大きさに、あらためてこういう状況を生んでいる政治はこれでいいのだろうかと疑問が湧いてきました。