2012年5月22日火曜日

支援者から以下のお便りが届きました。ご心配下さり、ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本山直樹先生。お久しぶりです。ブログ毎日拝見させて頂いてます。
先生、病院の検査結果が何事もなくて本当に良かったです。普段から大変お忙しい生活だとお察し致しますので今後もお体には充分お気をつけてお過ごし下さいね。
ところで昨夜のブログでは市橋さんは受刑生活に入られたご様子とのこと。ご連絡くださった支援者の方に感謝です。 もうそろそろ服役される刑務所に移動なのでは?と考えておりました。 どこの刑務所に行かれても几帳面で真面目な市橋さんのこと。日々の作業を黙々と頑張っておられることと思います。
少し話がズレますが、以前、市橋さんが先生の空手の本を、このままずっと持っていても構いませんか?。と聞かれた時から私はきっと市橋さんが自分一人でこれから頑張って行こうと決心されたんだと感じました。その際、市橋さんの傍に先生の本が在る事が心の支えになるのだと思いました。というのは、私の子供がお世話になった保育園の先生がおっしゃっていたお話ですが、一人で子供が頑張って生きる為には心の支えになる品物が必要だという事です。この保育園では手作りのリュックサックが入園に必要な条件でした。それは親と離れている時間、子供達はお母さんが用意された手作りのリュックサックが心の支えになるのですと。寂しい時、ツラい時はそのリュックを見たり触ったりする事で気持ちを落ち着かせる事ができるのだと。きっとこれから何年もの長い間、先生の本は市橋さんを助け支えていくのだと思いました。(本山:市橋君に差し入れた空手の本には、私が20代の学生時代に読みながら強く印象を受けたところに線を引いたり、感想をメモとして手書きで書き込んだところがあります。市橋君がずっと手元に置いておきたいと言った時には気がつきませんでしたが、今考えてみれば、私の形見のつもりだったのかもしれません。
その後の私は、子離れ出来ない母親のようにひたすら市橋さんがお元気で頑張って生きていけるよう祈りの日々です。これからも私は私に出来る事を考えながら支援していきたいと思います。

先生、どうかお元気でいてください。必要以上にご無理なさらず先生のペースで頑張ってください。遠くからですが、今後のご健康とご活躍を心からお祈りしております。(本山:私の年齢になっても、人間は誰でもそうであるように、短いタイムスパン、長いタイムスパンでの気分のアップダウンはあります。昨日の女子学生の就職活動の手助けのように、良い結果が得られた時は嬉しくて、全てが楽しく思えます。その逆もあって、日常経験するほんのちょっとしたことで気分が落ち込んで暗くなることもよくあります。もう少し長いタイムスパンでは、毎日何かに追われてそれに対応するだけの生活が続くと、イライラしてまるで自分の人生を生きていないような気分になって、そこから脱出したくなります。そんな時に古巣のノースカロライナ州を訪ねてアメリカ人の友人たちと手帳の要らない、つまり決められたスケジュールに束縛されない楽しい時間を過ごすと、自分自身を取戻し、再び人生が楽しくて仕方がなくなります。年の功でしょうか、ある程度は感情をコントロールできるようになっていますのでご心配なく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日は朝早く家を出て、一泊二日で新潟県に向かいます。現地でレンタカーを借りて同行する樹木医と一緒に海岸の保安林を回って、6月に行うヘリコプターで松林に散布される薬剤の飛散調査の事前準備をしてきます。