2012年5月11日金曜日

以下のお便りが届きました。市橋君のその後の様子がわからないので、多くのの方々が彼が無事に受刑生活に入っていることを祈っておられるものと想像します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日で市橋さんの判決から1ヶ月が経ちました。早いです。受刑生活で毎日の同じ繰り返しでも更生して前向きになってくれたらいいんですが、つらいことがあると思いますが、先生や支援者の方々が居ることを忘れないで欲しいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は東京農業大学総合研究所の研究会農薬部会の幹事会、総会、特別講演がありました。研究会発足以来、部会長として長年会を運営し発展させてこられた山本 出先生がご高齢(84才)を理由に勇退され、私が後継の部会長に指名されました。若輩(じゃくはい)の私には荷が重い職責ですが、幸い山本先生は幹事には留まって下さるとのことですので、2名の副会長と14名の幹事の助けを借りて、何とか役を務めようと思っています。

特別講演は、関澤 純博士(元国立医薬品食品衛生研究所・元徳島大学)の「食品経由の健康リスクとリスクマネジメントの関係-化学物質、微生物・放射線の違いを考える」と題したお話がありました。食品汚染を化学物質汚染、微生物汚染、放射性汚染に分け、各々のリスクの特徴と管理について解説されました。専門家として1年に全国で30回以上も講演をされているそうですが、放射性汚染のリスクの話を福島県で実際に暴露を受けつつある人々の前でする時は緊張されたとのことでした。
食品残留農薬の場合もそうですが、基準値を超える残留濃度が検出された場合は、食べると危険と見なされてその食品は回収・廃棄されます。しかし、実際にはその食品を1回食べても危険ということではなく、基準値というのは安全と危険の分岐点ではない、規制の目安という意味だという指摘には納得しました。


アメリカの友人Frank 君とは電話で話ができました。こちらからかけた時は留守でしたので伝言を残しておいたら、奥さんと二人で向こうからかかってきました。やはり、職場で胸に締め付けられるような痛みを感じたので病院に行ったら、心臓発作(心筋梗塞)だったので入院となったようです。今は退院して自宅に帰り、重い荷物を持たなければよいということで、月曜日からは出勤して軽い事務的な仕事から始めるとのことでした。先ずは元気そうでひと安心です。