2012年6月2日土曜日

支援者から届いたお便りです。今は返信を差し上げる時間的ゆとりがないので、とりあえずここに紹介しておきます。
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今晩は。昨日(一昨日)のブログ拝見致しました。樹月カイン氏のお手紙に「お手紙は東京拘置所へ出し続ければ、移送先へ転送されるはずです。」との事でしたが、東京拘置所に問い合せをしたことが有ります。刑の確定後でも東京拘置所に収監中は、家族以外も手紙は届きますが、刑務所に移送後は転送はされずに差出人に戻って来ると伺いました。
以前、市橋達也さんが千葉刑務所の拘置所に収監時、千葉刑務所に確認した時は、移送先に転送されると伺いました。千葉刑務所の拘置所と東京拘置所では未決囚の収容人数が違い、刑が確定し刑務所への移送も頻繁に有りそうですから、転送の処理も難しいのかと思いました。実際には分かりませんので、受刑されている樹月カイン氏のお話通り転送される可能性もあるかも知れないですね。
東京拘置所で市橋達也さんの刑が確定し受刑者となり、もう手紙の受取も拒否をするのではないかと思い、受取拒否をされた場合についても確認しましたら、その場合も差出人に戻されるとの事でした。なので、手紙が戻って来てるのではないかと毎日ポストを見るのが不安でしたが、大丈夫でした。
本日(昨日)、第54回全国矯正展が開催されました。矯正展は、刑務作業の現状や重要性を知って頂く為、受刑者の刑務作業の姿や作業製品の展示販売されていますが、特設コーナーの「生命(いのち)のメッセージ展」では、犯罪等により生命を奪われた犠牲者の等身大のパネルに生前に履いていた靴が展示され、残されたご遺族のメッセージに、涙が出てきました。「生命(いのち)のメッセージ展」で、命の尊さや被害者遺族の苦しみも感じ、「矯正展」では市橋達也さんの更生も支援したい思い…複雑な心境です。決して犯罪を擁護している訳ではなく、裁判所が決めた無期懲役の判決を受け入れ、刑務所で罪を償いながら生きていく彼の力になりたいです。

刑務所の処遇や更生について、矯正展で前向きに取り組んでいると感じますが、樹月カイン氏のお手紙からも刑務所の実態とは、かなり異なります。
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今日は松園会(しょうえんかい)という千葉大学園芸学部出身者で植物保護関係の仕事に就いている人たちを中心にした同窓会がありました。第19回ですから発足してから19年目ということになります。必ず講演会も一緒にやっていますが、今日は日本曹達株式会社常任顧問で農薬工業会技術委員会委員長でもある服部光雄氏が「国内外の農薬登録制度について-主として日本、アジア諸国及び欧米の制度について-と題した講演と、財団法人日本園芸生産研究所理事長で千葉大学名誉教授でもある伊東 正先生による「農作物の放射能汚染と健康への影響」と題した講演がありました。お二人の演者ともそれぞれの分野の造詣が深く、大変よい勉強になりました。
私の千葉大学時代の研究室の出身者も何人か参加していて、ほとんど全員お互いに知った仲間ですから、懇親会はやーやーと気軽に話しかけ、和気あいあいとした雰囲気でした。現職の教授の中には、就職活動をしている学生を連れてきて、社長や部長になっているOBによろしくと挨拶していました。

明日は松戸を朝8時半に出発して、車で新潟県胎内市に向かいますが、さっきカーナビで目的地を入れて所要時間を調べてみたら約5時間と出てきました。ノートパソコンを持参しますので、宿泊予定のホテルでもブログの更新ができることを期待しています。