2012年6月22日金曜日

支援者から以下のお便りが届きました。
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今晩は。先日はメール有難うございました。
支援金の残金は、本山先生のお考えのような方法に賛成ですが、市橋達也さん名義の口座の開設は難しそうですね。お知り合いの弁護士さんに相談され、検討されることになると思いますが、よろしくお願い致します。
以前から本山先生にお伺いしようと思っていたことが有ります。『市橋達也君の適正な裁判を支援する会』の活動に関しての経費(通信費や交通費等)として、本山先生に金銭的なご負担も掛かったと思います。多数の支援者に郵送で送られた支援金の受取り報告の切手代、弁護士事務所への交通費、市橋達也さんとご両親にお渡しされた支援者リストの用紙代や宅配便代…ご負担頂いた分は、支援金の残金から精算をなされないのかと気になっていました。出来ましたら、そのようにして頂きたいと思っていました。本山先生のお考え次第ですが、よろしければ支援者の方にも確認して頂ければと思います。(本山:弁護士事務所や千葉刑務所、東京拘置所を訪問した時の交通費や支援者の皆様との通信費は、私の支援活動の一部ですので、清算は必要ありません。ご配慮ありがとうございます。

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今日は岐阜県森林文化アカデミー客員教授の田畑勝洋博士、樹木医の阿部 豊氏、千葉大学大学院博士課程の学生と私、の4人で千葉県森林研究所を訪ねました。田畑博士が、マツノザイセンチュウが寄生した松は傷害応答としてエチレンを放出するという過去の知見に基づいて、松枯れを初期段階で診断する新しい方法についてプレゼンテーションを行い、それを実証する試験を森林研究所の協力を得て実施する計画を立てました。
うまくいけば、私たちが開発を試みている松枯れの治療方法と組み合わせて、病気の初期段階での診断と治療ができるようになり、松枯れ対策として画期的な進歩になる筈です。
大学院学生は、マツノザイセンチュウの培養や観察・同定・接種など、取扱方法を指導してもらうために森林研究所に残してきました。