新潟県胎内市の海岸近くの松林に囲まれた砂地の畑では、近くの集落の人たちがいろいろな野菜を作っていましたが、人間が収穫する前にハクビシン(白鼻芯・白鼻心、タヌキのような顔をしたジャコウネコ科の動物)にやられてしまうとこぼしていました。イチゴはネットのトンネルをかぶせ、さらに回りを網で囲っていました。ジャガイモの花に真っ白なのと、少し紫がかったのがあったのは多分品種が違うのでしょう。
荒井浜森林公園にはタンポポによく似た黄色い花が咲いていたら、キク科のぶたな(俗称タンポポモドキ)という立札がありました。佐渡島では菊に似た白い花があちこちで目に付きましたが、案内してくれた県庁職員がフランス菊というのだと教えてくれました。江戸時代に外国から入ってきて、今ではあちこちで自生しているようです。
野外調査や講演で各地を訪ねると、いろいろな人との出会いも楽しみですが、珍しい動植物や景色に出会えたり、それぞれの地域の生活や文化に接することができるのも楽しみです。
アメリカ在住の娘と孫たちは明日の午後7時に到着予定ですが、千葉県の辺りを台風4号が通るのは今夜0時頃との予報なので、多分飛行機の着陸は問題ないでしょう。普段車に積んであるシャベルや道具を降ろして、外と車内の両方を洗車してもらいましたので、孫たちにグランパの車は汚いと言われないですみそうです。