支援者から届いたお便りです。
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例のオウムの容疑者の逮捕は出先のテレビで見ました。本人も逮捕されてどこかほっとしたのではないでしょうか?
市橋君は本山先生だけでなく、弁護団にも本当の気持ちを話せる状態ではなかったとは・・・。誰にも話すことなく自分の中に仕舞い込んだまま生きていくつもりなのでしょう。誰でも心の中に闇を抱えていますが、市橋君の場合は表に出さない事で自分と向き合っていく覚悟をきめたのでしょうか。
私もブログなどで事件直前の市橋君の状態を知りましたが、これで平静を保てというのは無理な話ですが、だからといってリンゼイさんをあんな目にあわせていいわけがないです。第三者にはあれこれ推測する事は出来ますが、所詮推測でしかない。いつか市橋君が語ることがあるかもしれないので、それまで待ちましょう。
本山先生、更生を支援する会の口座を開設するのは賛成ですが、本人以外で口座を開設できるかがネックですね。本山先生、よろしくお願いします。
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この方は追伸で、ゆうちょ銀行の口座開設に関する情報が載っているサイトを紹介してくれました。ありがとうございました。
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/start/kj_st_kojin.html
今日は大学院博士課程の学生と、昨日入手してきたマツの苗木を使って、マツノザイセンチュウが侵入した松の樹を治療・再生する方法に関する実験をする準備をしました。
一昨日の千葉大学園芸学部における私の講義について、世話をしてくれているTA(ティーチング・アシスタント)の大学院修士課程の学生から、出席確認用紙に記入された受講生からのコメントが送ってきました。お世辞が入っているかどうかはわかりませんが、いいコメントが多いのでいい気分です。質問にもきちんと答えてあげようと思っています。
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本山先生
本日は貴重なお話をありがとうございました。受講生からたくさんの感想がありましたので、いくつか抜粋させて頂きます。
3年生〇〇さん
他の講義でも農薬の話を聞いたが、先生のお話は全く抵抗なく自分の中に入ってきた。特に無農薬のほうが危険である可能性が高いのは生物の防御機構を発現させているから、という説明に納得した。「農薬は安全」という認識を広めたいと思った。
2年生〇〇さん
農薬無しにまともな作物が採れないことは知っていましたが、今日の本山先生のお話はこれまで聞いた授業の中で一番わかりやすかったです。無農薬が健康に良いと信じている人たちは何を食べているのか、心配になりました。
3年生〇〇さん
化学農薬でも、自然農薬や天然毒素でも、構造式が同じならば効力も同じはずなのに、農薬だけが悪者にされるのは疑問だと思いました。消費者教育が何より大切だと思います。
他にも「とても楽しい授業でした」「聴きやすく分かりやすかったです」「有機栽培は安全だと思っていたのですごくショックです」「素晴らしいプレゼンテーションでした」「有機の文字につられて高い野菜を買うことも多いのですが、その必要はないのだということが良くわかりました」等、たくさんの感想がありました。
以下、受講生からの質問です。次回授業内で回答集として配布したいと思いますので、ぜひご回答頂ければと思います。
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新潟県での調査では、新潟港からジェットフォイルという高速連絡船で佐渡島に渡り、短時間でしたが松林の視察をしてきました。放鳥したトキが松の樹上に営巣し、ヒナの巣立ちの様子が連日テレビで報道されていましたが、地元住民は松林を松くい虫から守るために薬剤散布を要望して環境省と対立していると伝えられたところです。トキの営巣地は秘密になっているそうですが、県庁職員が短い時間内に効率よく島内の松林を車で廻って案内してくれました。トキが採餌に来るという水田には、私たちが遠くから眺めた時には残念ながらトキは来ていませんでした。島内の松林はすでに松くい虫の被害で相当面積が消滅したようですが、八幡(ヤハタ)館というホテルの周囲にはりっぱなアカマツ林が保全されていました。承久の変(1221年)で佐渡に御遷幸(島流し)された順徳天皇の御火葬塚(旧真野御陵)にもりっぱなマツが数本残っていました。ちょうどNHKの大河ドラマ「平清盛」をやっていますが、承久の変というのは時代的にはそのちょっと後くらいのようです。新潟港に停泊していた海上保安庁の巡視艇や、山の頂上に設置されている最新鋭レーダーは、日本海側の国際的・政治的(軍事的?)緊張を感じさせました。