2012年7月16日月曜日

腎臓透析でリハビリセンターに長期入院している千葉大学時代の元同僚教授/友人をお見舞いに行ってきました。先月は一度も行けなかったので2ケ月振りでした。娘が小さかった頃は同じ公務員宿舎に住んでいて家族どうしよく知っているので、娘と孫たちの写真を持っていって見せながらいろいろ話しかけました。眼を大きく開いて、私の顔を見たり、写真を見たりしていましたが、一言も口はきいてくれませんでした。

30分ぐらいしてリハビリセンターを後にしましたが、ベッドの横の小机にはメモ帳を兼ねたスケッチブックが立てかけてあったので、私がお見舞いに来たことを記して写真も何枚か残してきましたら、その後に来られた奥様からお礼の電話がありました。昔、日本女子大学出身で、大学院で彼の研究室を専攻していた女子学生が今は新潟大学教授になって、先日お見舞いに来てくれたと話してくれました。私が指導していた園芸学部の空手部にも入っていたので私もよく記憶している人です。ちょうど同じ時期に、明治大学を卒業して大学院を私の研究室を専攻していた男子学生がいて、今は千葉科学大学で薬学部の教授をしていますが、彼も当時空手部に入っていたので、お互いによく知っている筈だと話してあげました。今度彼女にお見舞いの礼状を書く時に、覚えているかどうか男子学生の消息を知らせてみますとのことでした。

元同僚教授/友人も私もすでに千葉大学を定年退職して、そういう意味では余生をおくっている立場ですが、ある時期に指導をした元学生たちが、大学教授になって、分野は違っていても学問の後継者になってくれているのをみるのは嬉しいことです。

娘と孫たちは東京で公演している「ライオンキング」というミュージカルを観に行って来ました。Aika(愛夏)(7才)はカリフォルニア州のサンタモニカの近くのミュージカルシアターに通って習っているので、歌ったり踊ったりするのが大好きです。よく、ドレミの歌を振付をしながら英語で歌ってくれて、バーバとGrandpa を喜ばしてくれます。帰ってきてから今日のミュージカルはどうだったと訊いたら、よかったと答えました。自分は胸から声を出して歌うけど、今日の人たちはお腹から声を出して歌っていたと言っていました。

昨日Aiden(叡伝)(9才)が釣った魚(ヤマメ?)は妻がフライパンに油をひいて、塩コショウで味付けして骨まで軟らかくなるように料理をしたら、孫たちが少しずつ分け合って美味しそうに食べていました。自分で育てた野菜は少々出来損ないでも美味しいのと同じで、自分で釣った魚は格別美味しいと感じるのでしょう。