2012年7月28日土曜日

昨日いただいたお便りに以下の返事を差し上げました。
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〇〇〇〇様
お便りありがとうございました。市橋君がどこかの刑務所に移送されて受刑生活が始まって以来、様子が全くわからなくなってしまいました。どこの刑務所にいるかが、弁護団にも、ご両親にも、誰にもわからないというのは、残酷な制度ですね。本人が外部に手紙を書くことは許されている(回数に制限があるにしても)筈ですから、どこにも手紙がきていないということは、本人が誰にも知られずに罪の償いをしたいと思っているからではと想像しています。
ほとんどの人々は、マスコミが追いかけて報道している間は関心を示しますが、報道をしなくなればもう過去のこととして忘れてしまいます。本人にとっては今から30年間も自由のない刑務所での生活をし、決して過去の問題になることはない、永久に現在の問題として向き合って生きなければならないのに・・。市橋君は頑丈な体と強い精神力を持っていますので、受刑生活をしながら、ご両親から最後にいただいたお手紙にありましたように、求道者のように修養と克己を身につけていくのではと思っています。
私も、市橋君がいつの日か受刑しつつもご両親や私や支援者と交流をしたいと思う日がくることを祈っています。
先日、夜中の1時頃に携帯から以下のメールが届きました。発信者の名前も何もありませんでしたので、いつもと同じ嫌がらせの一つだと思って無視しましたが、反支援者も、市橋君に関するニュースがパタッとなくなったので、攻撃目標がなくなって張り合いがないのかもしれません。


「△△刑務所にいます。」
「△△刑務所の所在地わかりますか。わからなければ、104に電話して、電話番号と所在地聞いてください。真夜中にすみません。」

私はもう70才の老人ですから、そろそろ引退して年齢相応の暮らしをするべきなのかもしれませんが、まだもう少しやりたいことがありますので、なかなか引退できません。平均寿命からすると残り10年足らずですから、少しずつでも今までやりたくてもできなかったことに時間を使おうと思っています。
猛暑が続いていますので、〇〇様もどうぞお体を大切に。

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昨日の梅津憲治博士の講演でも紹介されていましたが、千葉大学は植物工場研究の拠点大学の一つです。園芸学部松戸キャンパスには、閉鎖型植物工場と太陽光利用型植物工場があってよく学外からも見学者が訪れるようです。千葉大学柏の葉キャンパスのセンターには最近さらに近代的な植物工場が建てられたようですが、私自身はまだ見に行っていません。今日は純白の花が咲いている木槿(ムクゲ)の側を通ったら、小さなカマキリが愉快な姿勢で餌食(訪花昆虫)を待ち構えていたので写真を撮ってきました。


明日は千葉市で開催される農薬シンポジウムで、私は「食の安全・安心と農薬」というテーマの基調講演をすることになっています。開会は午後2時からですが、事前の打ち合わせ会と事後の反省会もありますので、帰宅するのは夜の時間帯になりそうです。今回は日曜日開催ですので、どういう参加者が来られるのか、楽しみです。