2012年8月13日月曜日

松戸市内の農業資材・種苗店に昨日注文しておいた殺センチュウ剤が届いたという電話があったので、受け取りに行ってきました。この店が取引している農薬卸商は今週はお盆休みなので無理かなと思っていたのですが、出勤できる社員が出勤するということになっていたらしく、早速配達してくれたようです。公務員と違って、やっぱり個人企業は顧客のニーズにサービスして、少しでもビジネスをとろうと努力しているのでしょう。
松枯れと菌根菌の関係を一緒に研究してくれている大学院生の実験に使いますので、明日にでも手渡してあげるつもりです。

それ以外は、一日中自宅で机に向かって樹木医から送られてきたマツノマダラカミキリ成虫の発生消長のデータを解析して過ごしました。過去7年間のデータですが、5月下旬から羽化し始め、9月上旬に羽化終了するまで3ケ月間くらい発生します。その中、成虫の5~95%が発生する期間は約2ケ月ですが、林帯幅が広い松林や、樹高の高い松林に対して地上から薬液を散布するとどうしてもかけむらが生じますので、残効性の短い薬剤散布1回で防除するのは無理だということがわかります。

今日はお盆でしたので、我が家は仏教徒というわけではないのですが、普段は戸棚にしまってある両親のお位牌と写真を取り出して、小さな器に食事を供え、しばし在りし日の両親の面影を偲びました。