2012年10月12日金曜日

支援者から以下のお便りが届きました。ありがとうございました。他の支援者の皆様も昨日10月11日のブログに書いた件について、ご意見をお知らせいただければと思います。
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今日(時差の関係でこちらの昨日)のブログの内容は驚きで一杯でした。
元支援者の方が市橋君と弁護団との信頼関係を「破壊」させたのは知っていましたが、市橋君自身が全面的に彼女に信頼をおいていたのは初耳でした。死刑囚や既決囚が支援者と養子縁組や婚姻関係を結ぶというのはよくあることです。本山先生の書かれているように、彼女だけには居場所を知らせるのは充分考えられます。おそらく手紙のやり取りもしているのでしょう。ある意味で彼女の思うとおりになったわけです・・・。
そうなるとお金は必要ないですね。菅野弁護士の提案もいいと思います。でも、私は市橋君の支援をしてきたことについては全く後悔していません。

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今日もほとんどの時間をモーテルの部屋にこもって、スリランカでの講演の準備をしました。まだまだなので、もう少し集中しなければと思っています。

残りの日数を考えると恩師のW.C. Dauterman 教授のお墓参りをする時間がなくなりそうなので、思い切って近くのスーパーマーケットWalmart (ウォルマート)に寄ってお花(造花)を買って、車で30分くらいのところにある墓地に行ってきました。お墓の花瓶の花の色が褪せていたので、持っていった新しい花と代えました。お墓の周りを少しきれいにして、手を合わせてきました。墓標によると、1995年に63才で亡くなってもう17年も経ったことになります。

カリフォルニア州の北部海岸を旅行中の先生の奥様 Barbara さん(80才)と長男のWalter Jr. 君と電話で話ができました。Walter Jr. 君はジョージア州アトランタ市での District Court (地方裁判所)での職を離れてからは、オレゴン州で母親(先生の奥様)としばらく一緒に暮らしていましたが、その後カリフォルニア州のBar Test (司法試験)に合格し、6ケ月前からカリフォルニア州サクラメント市で仲間と3人で法律事務所をやっているとのことでした。私の息子とほとんど同じ年齢の筈ですから、もう43才くらいになっている筈で、弁護士としての仕事に就いて自立できてよかったなと思いました。高齢出産で産まれたせいか、まだ小学生だった頃、体がちょっと弱かったので先生が心配して私の空手の道場に入門させて、子供のクラスで稽古をしていたことを思い出します。

夕方はJohnson 湖に行っていつものように1周をジョギングしてきました。これが最後だと思いながら走ると何となく名残(なごり)惜しい気がしてきました。この湖には仕事が終わった夕方頃に毎日多くの人が来て、1~2 時間、ジョギングをしたり、散歩をしたり、ボートを漕いだり、フィッシングをしたりしますが、スペイン語を話すメキシコ(多分)からの労働者もよく見かけます。今日もベンチに座って湖面を眺めている親子がいました。
シャワーを浴びてから、最後(3回目)の洗濯をしました。明日は皆と映画を見に行ってお別れ会をして、明後日の朝には日本に向けて出発します。