2012年10月1日月曜日

月曜日なので、Linda さんは朝早く起きて勤務しているスパータンバーグ市の刑務所に出かけていきました。この刑務所は比較的軽い犯罪を犯した人が収容されているらしく、セキューリティ(警備)は厳しくないとのことでした。日本の刑務所と同じで、食事を作ったり配ったりするのは囚人の仕事で、受刑者は学校を中退した人が多いので、基礎的な読み書きの勉強を教えたり、刑期を終えて出所する時になるべく仕事が見つかるようにいろいろな技術を身につけさせるようにしているそうですが、一度犯罪歴がつくと、雇用してくれるところが少なくて、生活ができなくてまた犯罪を繰り返して戻ってくる場合が多いとのことでした。Linda さんは、刑期を終えていきなり社会に出して後はほったらかすのではなく、生活ができるように寮みたいなところに一定期間住まわせて、その間は政府が面倒を見て社会復帰の準備をさせてから独り立ちさせるべきだと考えているようでした。

Larry 君と朝のコーヒーをゆっくり飲みながら話をし、昼頃ギャフニー市を出立してノースカロライナ州のシャーロット市(ついこの間民主党の全国大会があったところ)に向かいました。空手の弟子/友人のWayne Brown 君がやっているレストラン(オリジナルパンケーキハウス)に午後1時過ぎに到着したら、ちょうど同じ時間にもう一人の空手の弟子/友人のDon Proffer 君も到着しました。Wayne 君は2時までは仕事で手が離せないので、3人で先に食事を注文して昼食にしました。私はマッシュルーム入りのオムレツ(パンケーキ=ホットケーキ3枚付き)とアイスティを頼みました。2時からはWayne 君も加わって、夕方4時過ぎまでお互いのその後について語り合いました。Wayne 君は今は空手ではなく、太極拳のトレーニングをしているとのことでした。空手は、近くにいい指導者や一緒にやれる仲間がいないということでしょう。Don 君は昨年坂道で滑って足首の複雑骨折をして何本ものボルトで骨をつなぐ手術を受けましたが、今はリハビリをして一人で歩けるようになっていました。パラリンピックでは車椅子の人がマラソンをしていたので、君も今から車椅子でトレーニングをして、次回私がくる時は一緒にマラソンをしようと提案してきました。

ローリー市のモーテルに着いたのは夜の8時くらいになりましたが、Margie さんが冷蔵庫にあったチキンを温めたりしてさっと晩御飯を準備してくれました。