5時少し前になったら西の地平線に太陽が沈みましたが、その直前に富士山の陰影と東京スカイツリーの陰が見えました。
大洗原子力研究開発センターの松については、2008年まではある防除業者が入って年に2回薬剤散布をして松くい虫防除をしていたので松はきちんと守られていたとのことです。その後の3年間はどういう理由かはわかりませんが、防除が実施されなかったために被害が甚大になり、今年2012年になって入札で選定された地元の業者が薬剤散布を実施したという経緯のようです。今年は散布をしたといっても、昨日の視察では今年枯れた被害木が多数ありましたので、マツノマダラカミキリの密度が高くなり過ぎて防除効果が不十分だったのか、あるいは入札制度で安い見積もりを出す業者が選定されますので、松くい虫防除方法について十分理解していない業者が選定され、散布方法が不適切だった可能性も考えられます。実際に散布をしたのは、元請け→下請け→孫請けの流れで、孫請けの業者だったようです。