2013年3月16日土曜日

菅野弁護士に以下の礼状をメールで送信しました。今夕帰宅したら、ゆうちょ銀行から振替受入明細書と振替受払通知票が届いていましたので、スキャンして添付します。来週時間をみて払い出して、市橋君のご両親に書留でお送りして市橋君が仮釈放される可能性のある30年後まで保管をお願いするつもりです。
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2013.3.15
菅野 泰先生
ご連絡ありがとうございました。現在農薬学会大会参加中で筑波に滞在していますが、学会終了後に払い出して市橋君のご両親に送金する予定です。
重大犯罪を犯して逃亡し、社会全体からもバッシングを受けていた千葉大学の元学生に対して、弁護団を結成してきちんと裁判を受けられるようにして下さりありがとうございました。私はこの3月末で東京農業大学客員教授も定年退職になりますが、機会のある度に学生たちに人間としての自覚・成長を助言していこうと思っています。
本当に長い間ありがとうございました。弁護団の他の先生方にもよろしくお伝えください。
本山直樹

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学会では、午前中は「農薬製剤・施用法の歩みと今後の展開」というシンポジウムを聴講しました。4人の演者が製剤・施用法について解説しましたが、芳賀俊郎氏(農林水産航空協会)の講演「航空(有人ヘリ)防除及び無人ヘリ防除の歩みと今後の展望」の中で、無人ヘリ防除事業実施状況を示すスライドがありました。平成24年9月時点での速報値では、全国で散布された974,684haの大半(858,350ha)は水田で、松くい虫防除面積は3,162haとのことでした。
昼休みはランチョンセミナーに出て、午後は「サイエンス・コミュニケーション-分かり易い情報発信の技術-」というシンポジウムを聴講しました。4人の演者のお話しはいずれも興味深い内容でした。遺伝子組換え問題について解説した田部井 豊博士(農業生物資源研究所)も、消費者の求めるリスクコミュニケーションについて解説した松永和紀氏(サイエンスライタ-)も、嫌われ者三兄弟(農薬、食品添加物、遺伝子組換え作物・食品)について解説した佐々義子氏(NPO法人くらしとバイオプラザ21)も、普段あちこちで講演をしておられるので大変話し上手で、聴衆を惹きつけました。
 



千葉大学時代に私の研究室を専攻した卒業生4~5名も学会に参加していて、帰りは、全農(全国農業協同組合連合会)の神奈川県平塚市にある営農・技術センターに勤務して農薬の分析をしているM君と途中の駅まで一緒だったので、いろいろお互いの近況を話しました。