2013年3月2日土曜日

3月6日に林野庁の森林保護対策室を訪問して意見交換をする時の資料を準備しています。

アメリカのNational Institute of Envirionmental Health Sciences(NIEHS 国立環境健康研究所)に長年勤務していた友人のDr. Buck Grissomからメールが届いて、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)の手術をした機会に退職したけど、医科学分野や環境問題の進展については注目し続けるので、情報が必要な人は知らせるようにとのことでしたので、私も今月末には東京農業大学の客員教授を70才で定年退任するけれど、引き続き情報を送るように依頼する返信をしました。NIEHS退職後は、アメリカ南部ジョージア州の首都アトランタ郊外の人口が1万人ちょっとのLilburn(リルバーン)という小さな市に住んでいるようですので、今度アメリカに行く時に機会があれば訪ねてみたい気がします。

江戸川堤防を今日も12Km 走ったり歩いたりしてきました。昨日と打って変わって北西の冷たい風が猛烈に吹いて吹き飛ばされそうになりながら、前傾姿勢で突き進みました。江戸川沿いには以前は畑や田んぼがたくさんあったのですが、最近は宅地化されてめっきり少なくなりました。それでも、大きな農家の屋敷によってはりっぱな生垣に囲まれたろころがあって、いつも見事だなあと思って眺めながら走ります。

アメリカでは広い庭に1年中青々としている洋芝を植えて、松のような高い木の下にはドッグウッド(アメリカハナミズキ)のような花木や、もっと下にはツツジなどを植栽している家は見ますが、日本のように木を剪定(せんてい)して防風林に仕立て上げている家は見たことがありません。以前、韓国の留学生が私の研究室に来ていた時に、一緒に街の中を歩いていたら、剪定して形が整えられている木が植えてある庭を見て、不思議そうに眺めて韓国では木は自然のままでこういう楽しみ方はしないと言っていたのを思い出しました。島根県出雲市でよく見る築地(ついじ)の松もそうですが、もしかしたら木を剪定して垣根にしたり防風林にするのは日本独特の文化なのかもしれません。