2013年3月12日火曜日

年度末が近づいてきましたので、前から気になっていた支援金の残金について菅野弁護士にメールを差し上げて、ゆうちょ銀行の「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」の口座に振り込んで返却していただくことになりました。多くの支援者のお気持ちを尊重して、K子さんが管理しておられる手記の印税収入などとは別にして、市橋君が30年後に仮出所する時があれば彼の手に渡るように保管していただくようにご両親にお願いすることにしました。

来週18日(月)に開催される埼玉県農産物安全技術専門委員会(私が委員長)の事前打ち合わせに、県庁の担当者が2名東京農業大学の研究室に訪ねて来られました。新たな検討課題として、今年度から土壌の放射性物質の実態把握や作物への影響などが加わりました。ダイオキシン問題の時もそうでしたが、メディアが県民の不安感を煽るようなことがあると、科学的実態やリスクの程度を無視した風評被害が起こらないようにしなければなりません。

午後からは大学の周囲を6Km ジョギングしましたが、このところ連続して走っているので少しずつ息が続くようになりましたし、足取りも少し軽くなったような気がします。
途中、満開のカワヅザクラや、あんず(杏)の花や、マツの丸太の切断面から松脂(マツヤニ)がしたたり落ちているのが目に留まったので、後でカメラを持って行って写真をとってきました。あんずと言えば、何年か前に長野県千曲市で有人ヘリコプターで松くい虫防除で薬剤散布が行われた時に飛散調査に出かけましたが、倉科(くらしな)という地区にあんずの里と言うのがあったのを思い出しました。

明日からは農薬学会大会に参加するため、3泊4日で筑波に出かけます。