2013年3月26日火曜日

朝いつもより早目に東京農業大学総合研究所の研究室に行ったら、私の研究室のドアにクッキーの箱と手紙が入った袋が吊るしてありました。私が就職の世話をしてあげた醸造学科4年の女子学生で、先週卒業式が終わり、お礼の挨拶に寄ってくれたようです。栃木県足利市の会社の近くに住むとのことで、住所と新しいメールアドレスが書いてあり、遊びに来て下さいと書いてありました。きちんとお礼をすることを忘れず、礼儀正しく、素晴らしい農大の女子学生です。しばらくして落ち着いたら、様子を見に会社を訪ねるからとメールを打っておきました。

私自身もこの3月末で農大の客員教授を定年退職ですので、学長に挨拶に行ってきました。千葉大学を65才で定年退職して、農大には70才まで5年間お世話になったことになります。

学長室から帰ってきたら、以前アルバイトをしてくれたM君がやはり先週卒業したけど就職が決まらなかった醸造学科4年の別の女子学生と一緒に訪ねてきました。昨日の電話で、履歴書を用意してくるように言っておいたので、きちんと書かれた履歴書を持参してきました。履歴書もよく書けているし、しばらく雑談してみたら、しっかりしたよい学生であることがすぐわかりました。課外活動はアメリカ民謡研究会に参加して、本人はベースを担当していろいろなジャンルの音楽を演奏したとのことでした。醸造学を専攻したので食品関係の会社を志望していたようですが、採用にならなかったとのこと。これからは農薬関係の会社にも志望を広げて就職活動をしたいとのことでした。実家は広島県で、本人は東京に住んでこれから1年間就職活動をするのは不安が一杯の筈です。うまくいくかどうかはわかりませんが、農薬関係の会社の知人に声をかけて、できるだけ応援してあげようと思っています。

昼休みにいつものように大学の周りを6Km 走ったり歩いたりしました。桜(ソメイヨシノ)が満開でした。午後からはM君が台車を持ってきてくれて、古いカタログ(実験器具や試薬の)や、学会誌などを捨てるのを手伝ってくれました。パソコン2台は彼の研究室で使ってもらうことにしました。
明日からは学会で留守にしますので、学会終了後30日に車を持ってきて残りのものを自宅に運べば引っ越しは終わりです。
明日の朝は出発が早いので朝食は5時ですよと妻に言われました。