2013年5月10日金曜日

昨年の実験で残ったマツ苗を植えた鉢を千葉大学園芸学部の圃場から茨城県下館市に車で運びました。片道約2時間で行ける予定が、現地に着いてから道に迷い(カーナビに入っている情報が間違っていて違うところに案内したので)、結局3時間以上かかってしまいました。30鉢以上あったので、圃場に移植して少しでも生長させ、マツノマダラカミキリ成虫が発生してきた時に当年枝・1年枝を採取して餌に使います。

先日房総半島の和田浦からトラックで運んできた松枯れ被害木は、樹皮を剥いで穿入痕の数から羽化脱出するマツノマダラカミキリ成虫の羽化脱出数をある程度予測・記録し、ステンレスの網が張ってある網室に保管してあります。今月末か来月初め頃から成虫が発生してくる筈です。それを使って、新潟県胎内市でヘリコプターで薬剤散布されたマツの枝葉の殺虫活性を検定し、防除効果や残効性を調べる予定です。(写真はクリックすると拡大できます)

松戸に帰宅してからすぐ電車で日比谷に行き、帝国ホテルの横のうすけぼーというレストランでPR(Public Relation)会社のY氏と会食をしながら、7月5日に計画されているマスコミ関係者対象の私の講演の打ち合わせをしました。帰宅したのは夜の10時半を過ぎていました。