2013年8月19日月曜日

ミツバチとネオニコチノイド剤との関係があちこちで話題になっているらしく、ある人が南日本新聞で掲載された「蜂蜜にネオニコチノイド 残留農薬、ハチに悪影響も」という見出しの記事(2013.8.19)のコピーを送ってくれました。愛媛大学農学部の河野公栄(かわのまさひで)教授のグループが市販の蜂蜜13種を分析したところ、ネオニコチノイドが検出されたという報道でした。ハチミツから多くの農薬が微量検出されることはアメリカではすでに1960年代から報告されていて珍しいことではありません。
健康食品のイメージがあるハチミツに残留農薬が含まれていることはイメージと異なるかもしれませんが、一定の濃度以下であれば食品として問題はありません。今回検出されたネオニコチノイド剤も、記載されている濃度は健康に全く影響のない範囲のようです。アセタミプリドとチアクロプリドは、ミツバチに毒性の低いネオニコチノイド剤ですので、検出された濃度ではミツバチに対しても全く影響はないと思われます。ミツバチに対して毒性の高い方のネオニコチノイド剤については、残念ながら検出された濃度が記載されていませんでしたので、ミツバチに影響があり得るのかないのかの検証はできませんでした。

今日は江戸川の左岸を上流に向かって2時間ちょっと歩いてきました。堤防斜面の草が伸びて、風に波打っていました。途中田畑のあるところで堤防を降りて寄り道をしてみたら、もう稲がたわわに実っていつ収穫してもよいような状態に育っていました。電線で羽を休めているツバメもいました。