2013年11月11日月曜日

環境省の平成25年10月21日付け報道発表資料          http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17275 で、「電解次亜塩素酸水等を特定農薬として指定することに対する意見」を11月19日を締め切りで募集しています。ある有機認証機関の代表をしている友人からの連絡で気が付きました。添付資料をダウンロードして目を通してみましたが、今頃になって何故個別の資材についてこんなこと(パブコメ)をするのか、理解に苦しみます。特定農薬制度そのものに問題があるので、時期がきたら基本的に制度自体を見直すものと思っていました・・。
特定農薬制度は、2003年の農薬取締法の一部改正に伴って設置されたものですが、当時私は農水省農業資材審議会の農薬分科会長であり、特定農薬小委員会の委員長もしていましたので、当時の状況を最も熟知している一人です。その当時から環境省側も農水省側も担当者が何回も変わった筈ですので、当時指摘された問題点がきちんと引き継がれていないのかもしれません。
私がこういう問題から離れてずい分時間が経ちましたので今さら口をはさむ立場ではないのではと迷いましたが、当時の状況を一番よく知っている人間として、やはり私の意見を提出しておくべきかもしれないという考えに傾いてきました。今日は、20日の講演の準備に加えて、そのことにも少し時間を割きました。

先週の水曜日11月6日に長期間リハビリセンターに入院している元同僚教授/親友のN君を久し振りにお見舞いに行って、30分くらいアメリカ訪問や中国訪問の話をして、サイドテーブルの訪問者記録帳に見舞いに来たことを記してきたら、今夕奥様からお礼の電話がありました。N君はもう4年以上ベッドに寝たきりなのでずいぶん症状が進行して、ほとんど会話はできなくなりましたが、こちらからの一方通行の話の途中で時々泣き顔になったり、笑顔になったり表情の変化を見せてくれます。医師には敷地外に出ることは禁止されていますが、車椅子を押して外の川沿いの道を散歩させて太陽を浴びさせて、外の空気を吸わせて、風にあたらせられたらいいのに、という話になりました。医師の指導に従わずに退院させられても困るし・・、難しいところです。

江戸川堤防をいつものように8Km 走ったり歩いたりしてきました。体重はまだそれほど変わりませんが、体調は明らかによくなってきました。このままトレーニングを続ければ、そのうち自然に体が軽くなってどんどん走れるようになってくることを期待しています。