2013年11月13日水曜日

今日も特定農薬に関して提出する意見の準備をしましたが、ちょっとネットで検索してみたら、私が委員長の時に特定農薬に指定した「食酢」についていろいろな情報が載っているので、現状がどうなっているのか混乱してきました。私は2008年12月に農業資材審議会農薬分科会長と特定農薬小委員会委員長を退任してから、別の問題に興味があって特定農薬問題には注意を払ってきませんでしたが、あれから5年経過して(特定農薬制度を創設した農薬取締法の一部改正からは10年)問題は少しも解決していないという印象を受けました。明らかに食用にはならない防除目的専用の「白酢」や「黒酢」と称する資材を「食酢」と見なして、特定農薬(通称特定防除資材)として販売し、有機農業で使われているようです。
http://yuuki-inaken.air-nifty.com/shop/cat7236841/
http://item.rakuten.co.jp/rose-m/ty-krz333543/
もう少し情報を収集して現状を把握してから自分の意見をまとめなければという気になってきました。

名古屋大学農学部同窓会関東支部総会の幹事から、集合写真と前島正義農学部長と林 清東洋大学食環境学部長が講演で使われたパワーポイントスライドをメールに添付して送ってきました。特に林先生のスライドはほしかったけど、著作権があるので下さいと言えなかったものですが、両先生とも出席者全員に配布することを快諾して下さったとのことでした。ありがたいことです。私以外にも、両先生のスライドをもう一度ゆっくり見てみたいと希望する人がたくさんいたのでしょう。

透き通るような青空の秋晴れの中を江戸川堤防をいつものように8km 走ったり歩いたりしてきました。毎年のことですが、堤防下の農家の柿が真っ赤に熟して見事です。走る度に楽しませてくれます。帰り道、スズメバチが動けなくなって地面に落ちていたので(少し手足を動かしていたので死んではいなかった)、拾って袋に入れて持ち帰ってきたら、少しずつ元気になって動きだしたので怖くなって写真だけ撮って窓の外に放してやりました。