2014年1月2日木曜日

以下は、支援者のお一人から大晦日(おおみそか)に届いたメールです。市橋君の支援活動を通して、たくさんの支援者の方々と知り合いになれたことを私も大変ありがたいことだと思っています。人生の途中で、自分の行為の結果として一人の人間の尊厳と命が失われるという取り返しのつかない間違いを犯して社会から見放された元学生に対して、支援の手を差し伸べて下さった方々がたくさんおられるということは、他人を思いやる心の温かさを感じさせてくれます。
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こんばんは。ご無沙汰しております。いつもブログ拝見しています。本山先生の自然の風景の写真は季節感があり、楽しみにしています。特に12/16の写真は綺麗でした。
今年は、夏の暑い日が長く続いたせいか、やっと秋らしくなったと思ったら、もうあと少しで終わり…早いですね。
秋は、矯正展が多く開催され、今年も何ヶ所かの拘置所や刑務所に行って来ました。塀の中の施設見学をしたり、刑務官に受刑者の生活の様子を伺ったり…市橋達也さんの生活を考え、穏やかに過ごせていることを祈っています。
以前に本山先生は、東京拘置所の矯正展に行ってみたかったと仰っていましたので、ご連絡しようと思っていましたが、アメリカに伺われている時でした。東京拘置所には、市橋達也さんの面会に何度も通われ、懐かしいですね。
今年は、市橋達也さんの支援金の残金の管理方法も決まり、本山先生と〇〇様・〇〇様とお会い出来たことも良かったです。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。


本山:東京拘置所は、松戸から東京方面に向かうJR常磐線や地下鉄千代田線が綾瀬駅を過ぎたところで電車の窓から進行方向左側に見えますので、昨日も日比谷に映画を観に行く途中で、あそこに市橋君は収容されていたんだよと妻に話して、面会に行った当時の市橋君の様子を思い出しました。
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箱根駅伝のテレビ中継を観てから、追加の年賀状を投函しに松戸郵便局に行くついでに江戸川堤防を少し散歩しましたら、初走りをしているランナーと行き交いました。坂川沿いにある松戸神社には初詣の人たちで長蛇の列ができていました。小山(こやま)浅間(せんげん)神社は千葉大学園芸学部の横の小さな山の上にありますが、私が立ち寄った時には一人、二人と石段を上って初詣をする人たちと出会いました。神様は神殿(建物)の中ではなく、本当は各々の心の中にいるのでしょうが、お賽銭(さいせん)をあげて神殿に向かって手を合わせるのは、宗教というよりは、一人一人の心の祈りのような気がしました。