2014年1月3日金曜日

今日は週刊新潮の記者から冷凍コロッケの殺虫剤混入事件について長時間の電話取材がありました。マラチオンがどういう殺虫剤かを説明した後、事件に関する私の意見についてはこのブログを見て下さいと伝えておきました。
時事通信がネットで配信した記事「工場全従業員から聞き取りへ=農薬の混入経路解明=マルハニチロなど」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140103-00000057-jij-soci 
によると、群馬工場の従業員は約300人で、コロッケ、ピザ、フライはそれぞれ独立したラインで製造されていたが、包装は別の一つの部屋で行っていたとのこと。
犯人が特定されるのは時間の問題と思われますが、大事なことは、犯人が会社とは無関係の一般消費者が犠牲になる可能性が高いこういう犯罪を犯した背景を解明することと、どうすればこういう犯罪が起こることを防げるか(背景を改善できるか)を考えることだと思います。

葛飾橋を渡って、江戸川堤防の金町側を下流に向かって歩いたり走ったりして柴又(しばまた)の帝釈天(たいしゃくてん)に行ってみました。予想をはるかに超える大勢の人が初詣に来ていて、長蛇の列で順番待ちをしていました。交通整理の警察車両も何台も出動していて、露天商が並んだ道路も身動きがとれないほどの人混みでした。

矢切りの渡しも順番待ちで、満員のお客を乗せた舟が向こう岸とこちら岸との間を何回も往復していました。河川敷のゴルフ場でも多くの人がプレーをしていて、1本の枯れ木にはスズメの群れが留まって賑やかにさえずっていました。

箱根駅伝復路は東洋大学が往路に続いて1位で、駒澤大学が2位でした。東京農業大学は昨日の往路の最終ランナーががんばって14位まで順位を上げ、繰り上げで一斉スタートした今日のランナーも全員がんばりましたが、残念ながら来年の大会のシード権が与えられる10位以内には届きませんでした。予選会を1位で通過してきたので、今年こそはという期待があったのですが・・。それでも、1年間必死にトレーニングを積んで、選ばれてこの大会に出場し、全力で走って襷(たすき)をつなぐ選手たちには、どこの大学かにかかわらず、成績のいかんにかかわらず胸を打たれます。