2014年5月31日土曜日

明治大学で2週間前の17日に担当した講義に関して追加で寄せられた質問に、回答を事務に送りましたら(受講生のメールアドレスはわかりませんでしたので)、事務から本人に渡しましたという返事がありました。質問は、ミツバチのCCD(蜂群崩壊症候群)とネオニコチノイド系殺虫剤との関係についてでした。実際にはあり得ない高濃度(致死量以上)の殺虫剤を餌に混入して投与すればミツバチが致死するのは当然で、巣箱に女王と幼虫と十分の餌を残して働きバチだけが行方不明になってコロニーが崩壊するというCCDを再現したことにはならないということです。

昨日のマツノザイセンチュウのDNA診断結果をよく検討して、明らかになったことと、今後の検討課題として残ったこととを整理して、共同研究者に送りました。当初予想したよりは複雑で手間取っていますが、平砂浦に植樹されたマツ苗の大量枯死の原因解明に一歩一歩近づいていると思います。

午後から江戸川左岸を下流(東京湾)方向に向かって約2時間歩いたり走ったりして運動してきました。気温は真夏日並みだったようですが、右手の堤防下には緑色が鮮やかなゴルフ場の芝生とその向こうに江戸川の流れが見え、反対の左手下には矢切のネギ畑やキャベツ畑とその向こうには斜面林が見え、天高くさえずるひばりの声を聴き、心地よい風を肌で感じながら体を動かすのは気分爽快でした。

昨日は東京農業大学から帰宅したのは夜の10時頃でしたが、夕方5時ちょっと前に千葉大学園芸学部の事務から電話があり、誰か外部の人から私の電話番号を教えてほいしいという依頼だったようです。この頃は個人情報保護で、大学も本人の了解なしには電話番号を教えないという決まりになっていますので、月曜になったら事務に連絡をして、私の方から依頼者に電話をしようと思っています。以前、市橋君の適正な裁判を支援する会の活動をしていた時はよく嫌がらせの電話が夜中に鳴ったり、通販に私の名前で品物を注文するなどの嫌がらせ行為がありましたが、この頃はほとんどなくなりました。