2014年8月19日火曜日

研究者仲間の樹木医から、茨城県結城市で8月30日(土)に年越し枯れの松を伐採する機会に、マツノマダラカミキリ成虫による後食(こうしょく)の痕跡があるか、今年羽化脱出した成虫による産卵痕や孵化幼虫による食入痕があるか、マツノザイセンチュウが樹体内に存在するか、根はどういう状態になっているか、などを調査予定なので、千葉大の女子学生Sさんと来ませんかとの誘いのメールが届きました。伐採工事は朝8:30から始まるとのことなので、結城の駅に8:00までに着くには松戸駅を朝6時頃の電車に乗らなければなりません。小山まで新幹線を使うので、交通費も結構かかります。自分の車を運転していけばどれくらいの時間と高速料金がかかるか、明日カーナビで調べてみてからどうするか考えようと思っています。
Sさんにも、その日都合がつくかどうか確かめてみなければなりません。

今日は東京で15~20人くらいの農薬関係者が集まって、12:00から14:30までネオニコチノイド剤とミツバチ影響や健康影響について情報交換をしました。8月8日の朝日新聞に掲載されたGREENPEACE の全面広告がきっかけですが、例え広告でも、人心を惑わす間違った広告に対して科学的に間違いを指摘するのが学会や科学者の責任かもしれないという認識です。
各分野の専門家を含めた情報交換によって、私が知らなかったことや、広告が根拠にしている論文の誤りなど貴重な知見が得られました。今後、これらの知見をどうやって社会(国民)に公表していくかが課題です。